2011年08月10日

嘆願書ありがとうございました

昨日、弁護士さんから、事務所に届いた嘆願書のコピーが送られてきました。
我が家のFAXがちゃちで受信できなかったものや、弁護士事務所だけに送っていただいたものがあったので、やっとすべてを拝読することができました。

ある方は冷静に、またある方は情熱的に、けれど皆、一様に今回の判決に憤ってくださり、本当に嬉しかったです。
私自身、そうとう頭に血の上った抗議文を書いたのですが、立場上よろしくないと言うことで、弁護士さんにざっくりカットされました。
それでも、全文カット→書き直しかと思っていたのに、裁判官への抗議の部分は残してもらえました。
まあ、嘆願するわけですから、検察批判はよろしくないでしょう。
なので、皆様の嘆願書が嬉しかったです・・・

『謝罪』とか『真摯な反省』って、法曹界と一般社会では、まったく別のものを指すんですね。
今回のことで、わたしはこう思いました。
飲酒運転常習者の皆さん。
酔っ払って人をひき殺しても、裁判で土下座して、直前に『200万円の慰謝料を払う誓約書』と書いた紙きれと「加害者の親の気持ちをわかれ」と書き連ねた手紙を被害者遺族に送りつけてうつ病を悪化させ、「毎週、事故現場に花を供えています」と書くだけ書いた手紙をとりあえず裁判官に提出しておけばOK。
どんな謝罪をしたいのか聞かれたら「お墓に手を合わせる」「もう酒は飲まない」「ハンドルは握らない」と言っておけばOK。
飲酒運転はどんなことを引き起こしますかと聞かれたら「自分の家族に迷惑をかける」と言っておけばOK。
それで真摯に反省して謝罪してることになりますから。
それだけやっておけば、熊谷の裁判所では、事実上、無罪になるようです。
酒を提供した店もお咎めなし。(ちなみに、店は群馬にあります)
店に代行を頼んだら、待たずに自車を転がしてラーメンを食べに行ってもOK。
同乗者も・・・さて、どうなるんでしょう?取調べだけは受けたようですが?
飲酒運転天国、熊谷で思い切り羽を伸ばしてください。
けれど、歩行者と走行者は気をつけてくださいね。
熊谷の道路は車専用。
歩いたり走ったりする方がいけないみたいです。

被害者参加して、右も左もわからない素人が重圧に押しつぶされそうになりながら、悲痛な思いをあれだけ必死になって訴えても、実刑3年執行猶予5年です。
もし何もしなかったら・・・?
実刑1年執行猶予1年?
無罪?
司法の場がそんな状態で『飲酒運転撲滅キャンペーン』だなんて、笑わせますよ。

今度は、高裁の検事さんと裁判官のお仕事ぶりを拝見しに行ってきます。
posted by とんべり at 13:27| 千葉 | Comment(2) | TrackBack(0) | タヒチ走遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月08日

秘密の花園

やっと夏らしくなった太陽の下、久々にガーデニングに精を出している。
忙しさにかまけて放置した庭は、もうぼろぼろ。
ガーデンは人を映す鏡。
世話する人間の心が荒れていき、そして庭も荒れていく。

忙しさ・・・と書いた。
だが、それだけではない。
庭にいるのが辛い。どうしようもなく辛い。
ダンナのお気に入りの椅子は、ガタも来ていたし、危ないから捨ててしまった。
でも、まだそこにいるような気がする。
すごくするのに、いないのが辛い。
庭はここにある。
私はここにいる。
なのに、ダンナはどこに行ってしまった。
ぬけるような青空を見上げて、どこかそこら辺から私のことを見ているのかと問う。

「秘密の花園」というイギリス児童文学の名著がある。

亡くなった奥さんが愛していた庭を見るのが辛くなり、庭の入口に鍵をかけ閉ざしてしまった男がいた。
彼には一人の息子コリンがいたのだが、召使に託して放りっぱなし。
息子は病弱に、わがままに育ち、「大人になる前に自分は死んでしまうんだ!」と泣き叫んでは召使たちを困らせていた。
そこへ、両親を亡くした、男の姪っ子メアリーが引き取られてくる。
彼女もまた、わがままで青白い、親を失ったことを悲しむことすらできない子供だった。
大人たちに放置されたメアリーは広大な屋敷をさすらううち、コマドリの導きで古びた鍵を見つける。
それは長年閉ざされていた庭の鍵だった。
彼女は内緒で荒れ果てた庭の手入れを始める。
屋敷の庭師の息子ディコン(肩にカラスをとまらせ、ポケットにはリスを入れ、子羊を抱いて、足元にキツネをはべらせているような少年だ!)、コリンも仲間に引き入れ、庭は見る見る美しさを取り戻し、子供たちは生気を取り戻していくのだった・・・

子供の時にそろえてもらった『少年少女 世界の名作』(世界文化社)という絵本シリーズの中の一作で読み、司修さんの挿絵も素晴らしく、とても気に入っていた。
一度は手放したのだが、7年ほど前にフリーマーケットでシリーズ丸ごと発見し、捨て値で買ってきた。

庭は人の心を映す鏡。
今の荒れ果てたいたたまれないほど見るのが辛い私の庭は、私の心そのものだ。
だが、ぼろぼろの庭でも強風や水切れに耐え、葉は枝にしがみつき、一輪、ぽつりと一輪、けなげに花が咲いている。
小さく干からびたひどい花だが、それは紛れもなく花。
植物は必死に生きようとしている。

私も生きようと思う。
いつか、この庭にあふれるほどのみずみずしさと豊かさを取り戻したい。
そしてまた、私も豊かさを取り戻せたなら・・・
そう思うのだ。

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posted by とんべり at 18:13| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月07日

知識と究極

わんこを飼いたいという記事を以前書いたが、実はその週末には埼玉に仔犬見学に行って、すかさず契約してきた。
いつもながら、行動がすばやいと言うか、考える前に走っていると言うか・・・(笑)

事故現場に献花もしてきた。
近所のおしゃれな花屋さんで、真っ赤なハワイアンジンジャーをメインにひまわりを添えた花束をアレンジしてもらった。
ついでに、真っ赤なハイビスカスも植えてきた。
裁判の前日、父と母が訪れた時は、緑の葉が青々と茂っていたそうだ・・・

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私が見学に行ったブリーダーは、地方の郊外によくある普通のお宅の庭先に一軒家程度の犬舎がある感じ。
牧場みたいなものをイメージしていたので、ちょっとびっくりした。
ブリーダーさんは職人気質で、愛想はないが、仕事に頑固そうな雰囲気だった。

で、目星をつけていたわんこを見せていただいたのだが、小さい!
抱っこさせてもらったら、私の腕の中でくうくう寝てしまった。
もう心臓わしづかみ!母性本能超発動!!(爆)
迷うことなく、うちの子にすることに決めた。

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仲介してくれたDポケットさんによれば、ここのわんこはショーに出してもOKなレベルだと言うことだが、こっちはそんなことはどうでも良い。
社会性の基礎が身に付く3ヶ月までの間を、母親や兄弟と健やかに過ごしてほしいということだけ。
なにせビーグルは、しつけが難しい、頑固、特に男の子は手がかかるよ、と誰しもが言う。
社会性の基礎をきちんと身につけてもらわないと、後が大変である。
(といっても、仕事で手のかかる男子生徒を数多くしつけてきた身としては、犬ごときに負ける気はしない。誰がボスだかきっちり教え込む自信はある)
性別は絶対男の子と決めている。
名前もすでに決まっている。
察しの良い方なら見当がついていると思うが、そう、アルテマ=アルさんである(笑)
これはダンナのハンドルネームで、由来はRPGの名作『ファイナル・ファンタジー』に出てくる召還獣。大意は『究極』とでもなろうか。
私のハンドルネーム『とんべり』は、同じくFFに登場するモンスターに由来する。
夫婦そろってゲームオタクですいません(汗)

Dポケットさんはまめで、1週間に1度はわんこの写真と動画を送ってくれる。
うちの子は、最初見たときはハッキリした目力のある顔立ちだと思っていたが、成長するにしたがいどんどん穏やかな顔立ちになっていくようだ。
息子は「目がしょぼんとしている」というし、私は「ちょっとおっさん顔っぽい」と酷評。
その実、もう目に入れても痛くないほどかわいい♪
早く引き取りたくてしょうがないが、お盆にダンナの実家に行くので、お迎えはその後と決めている。

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息子はアルさんが来るのを少々恐れている。
犬に良くありがちな、ばふばふ言いながら飛びついてくる感じ。
あれが苦手らしい(笑)
できれば猫が飼いたいというので、それじゃあ、保健所にでも行ってもらってこようかと言う話しをしていた。
息子の希望は女の子である。
「名前は決めてるの?」と聞いてみたら、「うーん」とうなって顎をさすっている。
「もったいぶらずに早く言え」と攻め立てると、「サイエンスをラテン語読みしたものはどうかと思うのですが・・・」と言う。
「もともと、サイエンスとは『知識』を意味していたのですが、知識が科学を意味するようにだんだんなっていき、今では、科学=サイエンスを意味するようになったとか。」と相変わらず講釈が硬くて長い。
最近、ちょっとだけおしゃれに目覚めて、私が買ってあげたブラックパールのチョーカーをつけたり、フレグランスをつけたりしているが、このお堅いトークをなんとかしないと婿のもらい手がないぞ・・・

ただ「読み方がわからない」と言うので速攻ネットでチェックを入れると、『スキエンティア』と発音するらしい。
おお、なんだか昔のイタリアの高貴な女性の名前のようではないか!
だが、そんなヨーロピアンな名前を和風な三毛やアメ・カジなアメショーさんにつけるのは、なんとなく違和感がある。
ロシアン・ブルーなんかどうよ?などと、ふたりで妄想をたくましくしていた(笑)


裁判が終わってほっと一息。
息抜きもかねて、近所のペットショップにアルさん用品を買いに行った。
すると、だいぶ成長した白のペルシャが赤札見切り処分になっている。
サークルの横を通った時、目があったのだが、アンバーがかった淡いグリーンの目で、タヒチの黒真珠のようだった。
見ると性別は女の子である。
仰々しい『スキエンティア』と言う呼び名にも名前負けしない美貌だ。
私が魅入られていたら、ショップの人が抱っこさせてくれた。
抱っこ嫌いの猫らしいのだが、なぜか私の膝の上ですっかりくつろいでいる。
白い毛がふわふわで、お人形のようだ。
息子も心をわしづかみにされたようだし、ここで私たちが救出しないと遠からぬうちに処分される可能性も高い。
それに、アルさんが来ることを考えると、猫に手をかけられないし、月齢が高いのはこっちにとっても好都合。
というわけで、アルさん用品を買いに行って、猫を連れ帰った次第である(笑)

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こんなきれいな猫がなぜ売れ残っていたのか不思議だ。
「きっと、うちに来る運命だったんだよ。」と冗談で話しているのだが、ティアには本当に救われている。
執行猶予になって控訴が決まるまでの2週間は、本当に辛かった。
息子とふたり、暗い顔で陰気な話ばかりしていたのだが、そんな時、ティアが甘えてくると荒んだ気持ちが和んでホっとする。
「ティアがいなかったら、我が家は崩壊していたかもしれません」と息子が言っていたが、本当にぎりぎりの精神状態だったところを、にゃんこに大いに和ませてもらった。
私はティアのことを『猫型天使』と呼んでいるが、彼女は我が家に舞い込んだ福の神である。
おてんばさんだが、優しい子で、引っ掻いたり噛み付いたり絶対にしない。
ただ、ものすごくかまってちゃんなので、アルさんが来たら嫉妬すること間違いなしだ。
果たしてアルさんの命運やいかに?

息子いわく、我が家での序列は、母→ティア→アル→自分になるだろうということだ。
己を知っているな(爆)

『知識』と『究極』・・・

私たちの新しい家族である。

*DポケットさんのHPで、アルがモデルになってるっぽいです♪
親ばかですが、うれしいよーん(^∀^)
posted by とんべり at 15:35| 千葉 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 日々の光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月06日

控訴決定!

検察が控訴を決め、本日付で起訴されました。
高裁で戦います!!


控訴はそんなに多くないと聞いていたので、もうほとんど諦めていました。
検察が3年6ヶ月の求刑をしたのも、4年の求刑だと執行猶予付きにするのに1年分の刑を削らなくてはならず(執行猶予が付くのは3年までの実刑)、かなり明確な酌量の理由がなくてはならないのに対し、6ヶ月ならなんとなく削りやすいので、検察は執行猶予の判定を裁判官に投げたのだと思っていました。
ですので、検察が積極的に動いてくれることはないだろうと・・・

今回のことでは、検事がだいぶ頑張ってくださったのではないかという話でした。
検事には、何かというと突っかかっていたので、申し訳なかったと思っています。
でも、他に訴える相手もいないし、被害者は検事にその気になっていただかないと何にもできないのが現状です。
日本の司法も捨てたもんじゃないですね。
ごみ溜め呼ばわりしてすみませんでした。
でも、今後の展開によっては、また暴れるかもしれませんよ。
グレたり、暴れたり、いいトシして何やってるんでしょう(笑)

とりあえず、道は閉ざされずにすみました。
この決定には、控訴の嘆願書に加え、4000筆の署名もプラスに働いたのではないかと思っています。

署名活動にご協力くださった皆様
傍聴に来てくださった皆様
嘆願書を送ってくださった皆様
ネットで抗議を表明してくださった皆様

皆様のご尽力の賜物です。
本当にありがとうございました。

まだまだこれからですが、気持ちを新たに、自分にできることをやっていこうと思っています。

今度は高裁かぁ・・・
はるかに来たものです。私は踊る主婦だったはずなのに。。。
あ、もちろん相変わらず踊ってます。
主婦なのも事実なんだけど、汚部屋化が進行中(汗)
posted by とんべり at 00:26| 千葉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | タヒチ走遊会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月03日

密やかな悪徳

息子がライターを持っていた。
「ヤケを起こして家に火をつけないでね」と言ったら、「いえ、これは友人と河原で花火をしたときのもので・・・」
「けっして喫煙してるわけではないと?」
「はい」
悪いけど、息子が喫煙する姿なんて想像できない。
幸か不幸か、その手の覇気が欠落している。
が、ここでひらめいてしまった!
私が喫煙したらいいんじゃないか?
何せ、飲酒の楽しみがない。
薬が切れる時間を見計らえばちょっとは飲んでもだいじょうぶなのだが、見誤ると意識喪失してしまう。
喪失してるほうが楽は楽だが、息子が心配するので気の毒だ。
息子を妊娠する前に禁煙したので、かれこれ20年くらいになる。
その後、不育症で立て続けに流産していた時に、やけくそで吸ったこともあったのだが、アホらしくてやめてしまった。
どうせ今回も一過性だ。
だって、お肌に良くないし、ダンスにも影響が出るし、マラソンも走らなきゃいけない。
だが、息子は怒っている。
絶対に吸ったらいかんと厳しくお咎めを受けた。
で、隠れてこっそり吸うことにした。
ティーンエイジャーの息子に隠れて喫煙する母親・・・
なかなか興味深い構図だ(笑)

といっても、買ってきたのはピアニッシモ。
肺活量の限り吸い込んで、しばらく肺にためていても、パンチがないことはなはだしい。
それでも、1本吸い終わったらそれなりにくらくらして、いい気分である。
でも、口がヤニくさくて最悪。速攻歯を磨いたが、ヤニくささが取れない。
こんな口臭をしていたら、愛するティア姫(*)に嫌われてしまうではないか!
いつの間にやらとんでもない値段になっているし、一箱吸ったら止めとこう。

(*)赤札処分価格になっていた売れ残りのペルシャ。新しい家族です♪

そういえば、ダンナはショートホープを愛飲していた。
ランギのホテル・ミキミキのベランダでタバコを吸っているダンナの写真がある。
ランのために禁煙してずいぶんになるが、今でもジッポのライターをカチャッと言わせる音が思い出せるのだ。
ジッと音がして紫煙が夕闇に立ち昇る。
足元には、ダンナのことを気に入ったホテルの飼い犬ボンボが忠実に座っている。
海の彼方を、ダンナはじっと眺めていた。

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posted by とんべり at 00:46| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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