2009年12月06日

思い出ガーデン

今年も植え替えのシーズンがやってきたのだが、どうもモチベーションが上がってこない。
休みの日に限って雨だったり、忙しすぎてホムセンに土を買いに行けなかったり、さ来年はマンションの改修かと思うと気持ちが沈んだり・・・
バラとクレマとクリローと木とレアな宿根草は絶対手放せないけど、それ以外のものはもう処分しちゃおうかなー・・・とか。
あんまり大きく育てられないよなー・・・とか。

こんなことでは、ハードな植え替えシーズンを乗り越えられないのだ!
花いっぱいのシーズンをふり返り、萎えた気持ちを掻き立て、怒涛の植え替えにぶつかって行かねばならぬ!!

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うちのバルコニーは面倒な造りで、南面のベランダにいったん出てから、西面のバルコニーに回りこまなければいけない。
その角が激越強風地帯で、台風の時なんかものすごーく怖い!
こちらがその、ものすごく怖いバルコニーの入り口部分。

バラも咲いていない、まだ春浅い頃ですな。

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最初に出会うのはスノーグースとピエール・ドゥ・ロンサール、ロマンティカ(クレマチス)、エミリア・プラター(クレマチス)。
スノーグースとピエールは時間差攻撃で咲き出す。

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ピエールとロマンティカ。
クレマとバラの咲く時期をあわせるのは意外と難しいのだが、このふたつは息ぴったりゴールデン・コンビ。
色合いもナイス。
エミリアが咲くのは、この後だ。

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手前がエミリア(水色)、その向こうにロマンティカ(黒)、グラハムの手前にベティ・コーニング(紫)。
クレマチスの爽やかなブルーはバラにはない魅力を放つ。
だって、青バラとか言うけどブルーじゃないじゃん。言い張ってるだけだし。
クレマは本当に青いから。
でも、つる物って始末におえない時があるんだよね。
時々、鉈をふるって全部刈り取りたい衝動が沸き起こる・・・

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お隣は、エヴリン、グラハム・トーマス、ペネロープ、べティ・コーニング(クレマチス)

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ベティ・コーニング
パラシュート型の花を咲かせる。
ふわふわと風に揺れて、かわいい。

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めいっぱい房咲きのペネロープ。
去年までの貧弱ぶりが嘘のようだ。
低体重児がチェ・ホンマンに育ったみたいな気分。
ああ〜〜、大きく育ててどうする〜〜

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手前のアーチがプロスペリティー
足元のエクセレンツ・フォン・シューベルトは、この時、まだ小さかったが、その後、ずんずん大きくなった。
来年の花が楽しみだ。
だから、大きくしてどうする?
いや、でかくなったものは切れば良いのだよ、ヤマトの諸君。

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アーチを反対から見る。
こちら側のアーチのバフ・ビューティーと足元のアイスバーグは最高のアロマ・コンビ。
花の時期、この下に座っていると、香りにラリって時間経過が分からなくなる。
仕事の前など、非常にヤバい(汗
労働意欲がジェットコースター並みに急降下。

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コンフェッティ(クレマチス)

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ポーリッシュ・スピリット(クレマチス)

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輝きの舞(クレマチス)
これらは株が小さくて、まだ「茂る」までには至らない。
あと1年、このままでいいかも・・・

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バフ・ビューティーとシジュウカラに住んでいただきたい巣箱(笑)、雨漏りがひどい木製物置。
この物置、見た目はいいが、中がびしょびしょ・・・(意味ないじゃん)
改修の時に買い替えだな。
手前の木は、ブッドレア“バタフライ・ボール”。
蝶が集まるという、香りのよいシルバーブルーの穂状の花をたくさん咲かせる。

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北側はこんな感じ。
アーチはコーネリアとメアリーローズ。
アーチの間にはシャリファ・アスマ。
メアリーの足元に不屈の早春。
コニファーはゴールドライダー(黄)、ウィチタブルー(青)
どちらもゆっくり成長する、ベランダ・ガーデナーの頼もしい味方だ。
でかくなりすぎたアイスブルーとブルーアローは、ちょっと風が吹くとベランダをごろごろ転がりまわっていたので、ウザくて処分してしまった。

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ニオベ(クレマチス)

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紫姫(クレマチス)

右寄りのフェンスはバラをおかず、ニオベ、紫姫を絡めてある。
我が物顔でガーデニング三昧しているようだが(違うのか?!という驚きの声がダンナ方面から・・・)、ベランダは共有地である。
避難路の確保は考えてあるのだ。
ちゃんと規約を守ってガーデニングしている。
改修のことも考えない振りをしつつ、一応考えいている。
ここで言い訳しておこう(笑

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奥の黒いバラがルイ14世。
咲いていないが、フェンスよりにウィリアム・シェイクスピア2000。
白いグラミス・キャッスル。
不思議カラーのラヴェンダー・ピノキオ。
フェンス側が、マダム・ピエール・ユーレ(濃ピンク)と咲いてないアンブリッジローズ&スキャボロフェアー。
手前のシルバーパープルはスターリング・シルバー。
日当たりが良いので、小型のブッシュやシュラブの特等地に。

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何の面白みもない長方形のバルコニーなので、途中にアーチを設置したり、レンガでプチ花壇を作って変化をもたせている。
この花壇は一応、バルコニーのメイン。
オベリスクにジュビリー・セレブレーション。
サイドにマダム・ユーレとジュリア。
手前にレニー・マッキントッシュとラヴェンダー・ピノキオ。

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安物の天使ちゃん@中国製
いつか、チェルシーガーデンで、輸入物といっても中国からではなくイタリアからの、石造りの、ウン万円する天使ちゃんを買いたい。
イタリアン・スタチュー、カモン!(悶絶

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南側は打って変わって個性的で主張の強い色合いのバラが置いてある。
島になっている所の茶色のバラはテディーベア。
テディーの日よけになってる木は、ネムノキ“サマーチョコレート”
上に伸びてほしいのに、どうも横に伸びたがるので困る。
フェンス側の木は手前から、アルプス乙女、ブッドレア“ブラックナイト”、オリーブ“ミッション”、ドドナエア・プルプレア、ユーカリ。

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右から、グレイパール、レディ・エマ・ハミルトン、ヌル・マハル、
手前は、メアリー・マグダレン、タヒチ。
HFヤング(クレマチス)、ギリアン・ブレイズ(クレマチス)
黒や銀色のカラーリーフ、青、紫系の花とあわせて、強い配色を楽しむ一角。

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青いHFヤングと白いギリアン・ブレイズ
去年はよく咲いてくれたが、ネコブセンチュウがひどくて今年はあまり咲かなかった。
治らない病気なので仕方なく処分。

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南側は、花がそっぽを向いてしまうので困る。
鑑賞する時も、写真を撮るときも、逆光が基本。
南側に庭というのが家の設計の定番みたいになってるけど、庭が広く取れるのなら北側にした方がきれいだろうなぁ。
ちなみに、日本では南向き住居が人気で、海外では北向き住居が人気らしい。

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冬はビジュアル的には寂しいけれど、次の年の飛躍のために力を蓄える大事な時なのだから、1年の中のほんの2ヶ月、辛抱しようじゃないか。
マンション改修も然り。
2度とガーデニングができなくなるわけじゃなし・・・
悩んだって改修が無くなるわけじゃないし、プラス思考で参りましょう。

さて、重い腰を上げて、130鉢の植え替えに取り掛かるか!
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2009年11月29日

レディー・エマ・ハミルトン

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2005年 イギリス Austin 作
オレンジ系のイングリッシュローズ。
パット・オースティンとどちらにしようか迷ったのだが、ドラマティックに赤味が差す華やかな花、1m前後のコンパクトな樹形、名前の響きでエマが勝利。
トラファルガー海戦でスペイン・フランス連合軍を破ったイギリス海軍の勇将ネルソン提督の愛人レディー・エマ・ハミルトンから名を頂いている。
作出者が奥様の名をつけたバラ=パット・オースティンも気になったのだが、「愛人」という響きは「奥様」より華がある(笑

エマはハミルトン郷の夫人でありながら、イギリス社交界ほぼ公認の関係をネルソン提督と持っていた人物である。
だが彼女、単に「奔放な人妻」と片付けるわけにはいかない女性であったようだ。
生まれと育ちは社会的に低く、17歳で社交界デビューした時は公娼、モデル、ダンサーとして名をはせた。
若い貴族の愛人だったが、結婚して身を固めたくなったその男が、エマとの関係をすっきり清算したいがために、自分の叔父にエマを紹介。
この叔父さんがハミルトン郷である。
ハミルトン郷はエマのことをえらく気に入り、なんと結婚してしまったのである。
その後、客としてハミルトン家に現れたネルソン提督であるが、戦争のせいで片目はない、片腕はない、歯はぜんぶ欠けてしまい、ゲホゲホ咳をしているという怪異な姿であった。
初めて会ったとき、エマはあまりの醜さに失神してしまったというのだから失礼な話である。
が、このふたりは運命の恋に落ちたのであった。
どちらも連れ合いのいる身でありながら、離婚せぬまま家を構えて同棲、子どもまでなしている。
さらに面白いのは夫のハミルトン郷。
この家に足しげく通っていたようである。
祖国の英雄ネルソンにエマは必要だから・・・という理由でふたりの関係を許していたというが、人物が大きいというか、わけわからんというか・・・(汗
ヨーロッパの社交界などには、複数の貴族や芸術家と関係を結び、愛されたミューズがいる。
エマもそんな存在だったのかもしれない。
が、彼女はこの恋に自分のすべてを捧げてしまった。
ネルソンの死後、憂さ晴らしの賭け事に溺れ、借金にまみれ、貧困のうちに亡くなっている。
英雄と讃えられたネルソンが彼女のことを面倒見てくれと頼んでいたのに、その死後、英国はエマのことを顧みることはなかったという・・・

実にドラマティック!!
バラにつけるのに、こんなぴったりの名前があるだろうか?
言葉攻めに弱いとんべり、名前の由来だけですっかりノックダウンである(爆

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モデルだっただけに、エマの姿はたくさん残っている
豊満な、ちょっとあどけないかわいらしい顔に、いたずらっぽい微笑を漂わせている。
愛人というとつい赤バラを思い起こしがちだが、たしかにエマはこのバラのように明るく華やかな美女だったことだろう。
暑い時期はバカみたいなオレンジ色に咲いて「あんた何者?」といいたくなるのだが、寒くなってくると艶やかなルージュが差し、裏弁のカッパーと表弁のオレンジが複雑に絡み合い、色彩のハーモニーを奏でる。
ブロンズ色の枝、深い緑の葉とあいまって、たとえようもなく美しい。

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枝はコンパクトによく茂り、非常に形良いブッシュに育つ。
今年は春の風で5本ほど枝が折れてしまったのだが、それでちょうど良いくらいみっちりびっちり茂っていた。
色合いによくあった柑橘系の強い香りがあり、律儀に花をつける、どの点でも文句のつけようがないバラである。

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↑左から、タヒチ(アプリコット)、ヌル・マハル(パープルピンク)、エマ(オレンジ)
前景のラヴェンダーやヴェロニカ、咲いてはいないがブッドレアの紫、青系との相性が抜群である。
シルバーリーフとも互いに引き立てあって、シックな景観を作る。

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↑2008年の花

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↑2007年の花

さて、1ヶ月近くにわたってご紹介してきたとんべり・ローズコレクションは、これでひとまずおしまい。
ベランダでバラを育てる無謀人たちへの鼓舞と参考になれば幸いです(笑
長いことお付き合い、ありがとうございました。
余力があれば、いずれクレマやカラーリーフ、ブルーフラワーなどもアップしたいなぁ・・・
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2009年11月28日

ルイ14世

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1859年 フランス Guillot 作
チャイナとかハイブリッド・パーぺチュアルなどと分類されるオールドローズ。
とんべりがもっているオールドローズはこれだけ。
貴重である(笑

太陽王と謳われたルイ14世の名前をいただいているが、5〜6cmのかわいい中輪花が咲く、樹高80cmくらいの非常に謙虚なバラである。
律儀な四季咲き性で、せっせせっせとつぼみを付ける。

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そんな謙虚なバラの、いったいどこがルイ様なのか?
今年は春の写真しか撮れなかったのだが、秋〜冬は驚くほど黒い花を咲かせる。(2007年の花をごらんください)
ビロード状の赤黒い花弁の中に金色のしべがたとえようもなくゴージャスである。
ビロードのマントをまとった王が金無垢の冠を戴いてたたずむが如し。
そこら辺が、王様の名前をもらったバラらしいと言えるだろうか。

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なぜかとんべりのところでは花弁が多くポンポン咲きのようになることが多いのだが、もっと花びらを減らしてしべをくっきり見せた方が、らしいような気がする。
オールドローズの強い香りがある。

晩秋の寒い一日、ハッとするような黒い花弁からゆったりとバラの香りを漂わすルイ14世は、独特な存在感でガーデナーの目をひきつける。

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↑2008年の花
咲き進むと海老茶がかった紫になり、クラシカルな雰囲気である。

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↑2006年の花

2007年の花
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2009年11月27日

ラプソディー・イン・ブルー

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1999年 イギリス Cowlishaw 作

分類はモダンシュラブだったり、フロリバンダだったり。
とにかくバラらしからぬ色と形のバラである。

最初にこのバラを図鑑で見たとき、バラと言うよりハスカップみたいな形だなーと思った。
(ハスカップもバラ科ではなかったかと?)
ぜんぜん琴線に触れなかったのに、今年の5月、ホムセンで花の付いた鉢苗を見て、ぞっこん惚れこんでしまった。
まず、名前がいい♪
ここ最近、ラプソディ・イン・ブルーといえば『のだめカンタービレ』である。
とんべり、『のだめ』が大好き。
「暴走→へこむ→再起」のパターンを繰り返すとんべり、のだめを読んでいると力づけられる点が多々ある。
また、ムスコものだめの影響を多分に受けてオケ部に入部したらしい。
言葉攻めのとんべりとしては、深い縁を感じてしまう。
さらに、このバラらしからぬ濃ゆい紫がすばらしい。
まるでクレマチスのようでではないか(笑
ということで、自分でも意外だったが買って帰ってきたのであった。

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↑青みの強い紫で、金色に輝くしべと真っ白な刷け目が入ることでより美しさが増す。
さらにすばらしいのが、咲き進むと劇的に褪色して驚くようなグレーに変化することである。
エメラルドのような明るくて瑞々しい葉っぱも花を引き立てて美しい。

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↑居間の窓辺にも、和室の窓辺にもバラがあるのだが、ベッドルームの窓辺にだけはバラがない。
ここの窓は物置のせいで日陰になっているので、日照不足に強い、あまり茂らない小さめのつるバラかシュラブがほしいなと思っていたのである。
ラプソディ〜は日が当たると薄ピンク色がかってしまい、本来の青みを帯びた美しさを失ってしまう
まさに半日陰にうってつけのバラである。
さらに、スレンダーだが2mくらいに伸びると言うことで、スペースのない窓辺にはベストマッチ。

香りは『スパイシー』とあるが・・・
およそバラらしからぬ、なんだか酸っぱいようなにおいがするような気がするのだが・・・
不快ではないが、花というより実の様な?
やはりハスカップ??

これについては、来年以降、おいおいお知らせできればと思っている。
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2009年11月26日

ラヴェンダー・ピノキオ

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1948年 アメリカ Boerner 作
不思議カラーのフロリバンダ。
灰色がかった薄茶色からラヴェンダー色まで花色が非常に幅広い。

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こんなかわいい色に咲くこともあるが、グレーがかったミステリアスなカラーが本来の魅力だと思う。
グレイパールと似た色合いだが、グレイパールがひじょうに彩度が低くく剣弁高芯咲きなのに対し、より彩度が高く花形もかわいいカップで房咲きに花をつける。
グレイパール=クールビューティー
ラヴェンダーピノキオ=不思議ちゃんだが気になるメガネっ娘(アキバ系?)

お日様ヤケするタイプなので、日差しの強いときは置き場所に注意が要るようだ。
あわい香りがある。

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↑「ピノキオ」というバラもあるのだが・・・
「ラヴェンダー」は分かるんだけど、どうして「ピノキオ」?
意味が良くわからんのだが、でも「ピノキオ」という響きはかわいい。

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↑現在、主幹は2本で、巷で言われるとおりあまり樹勢は強くない。
でも、よく分枝してたっぷりつぼみを付ける。
短いサイクルでよく咲くので、つい写真を撮り忘れる(笑

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↑マニュアルで撮影
秋の柔らかな日差しの中、ひらひらと淡く優しく咲いたピノキオ。

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↑2007年の花
LUMIXで撮影。やっぱり階調が貧弱・・・
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2009年11月25日

メアリー・マグダレン

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1998年 イギリス Austin 作

4年ほど前のことだが、『ダ・ヴィンチ・コード』絡みでマグダラのマリアが注目された時期があった。
同じ頃、ジョルジュ・ド・ラトゥールという画家の作品展が日本で始めて開催されたが、彼の作品の中にはマグダラのマリアが描かれたものが数点ある。
どのマリアも誰かの頭蓋骨を抱いて、とても悲しそうにろうそくの炎を見つめているのだ・・・
こういう作品に描かれたマリアのロマンティックな魅力にすっかり参っていたとんべりが、愛するイングリッシュローズの中にその名を見出した時は、それはもう興奮したものである。

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↑見つけたのは、マダム高木の『すてきにバラ作り』の中。
まだバラを育て始めたばかりの頃で、栽培が難しいと言われるマグダレンを育てられるだろうか・・・?と非常に不安だったのだが、アタマに血が上った勢いで買ってきてしまったのだ。
が、とんべりの心配は杞憂であった。
病気にも強いし、シュートも良く出すし、よく茂って、よく咲く。

*とんべりの浅い経験に照らしてのことだが、バラはもとの性質もさることながら、接木がうまく言ったというような「個体の差」もかなりあるのではないかという気がする。
病弱と言われるバラが必ずしも弱いわけでなく、強健種が必ずしも強いわけではないようだ。
もちろん、それはひとつの指針になると思うのだが、育てる環境に合う合わないもあり、実際に育ててみないとなんともいえないと思う今日この頃である。

花もすばらしい。
娼婦といった奔放なイメージではなく、聖母のような清らかさに満ちた花である。
絹のような花びらは繊細なようだが、意外に強くて最後まで美しさをそこなわない。
最初は「なにこれ?」と思ったミルラ+ティーの強い香りも、なじむと個性的で忘れがたい。
アンブリッジとマグダレンは、もっとも頻繁に酸素マスクみたいに顔に当てて「ずほぉおぉおお〜〜〜」っと香りを吸いこんでいるバラである。
このふたつの香りは、嗅ぐと脳から何か出るに違いないのだ。
咲いている時は出勤前に香りを思い切り吸い込んでから出かけるのだが、できることならビニール袋に花を入れてフンゴフンゴしながら電車いに乗りたいくらいだ。
実にヤバイ・・・(笑

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↑咲き始めはゆるいカップだが、やがて平べったいロゼットになる。
中心に花びらを巻き込んでかわいいボタンアイになり、色もなんともいえない微妙なアプリコットピンクから、透き通るようなレモン色に褪色する。

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↑ロマンティックな名前といい、変化に富んだ花といい、習慣性のあるキケンな香りといい、実に魅力的なすばらしいバラである。



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↑2008年の花

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↑2007年の花



マグダレンとの出会い
2005年の花
2006年の花
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2009年11月24日

メアリー・ローズ

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1983年 イギリス Austin 作
イングリッシュローズの2大巨頭 グラハム・トーマスとメアリー・ローズの一角。
中くらいのシュラブだが、小サイズのつるバラとしても仕立てられる。

バラを育て始めの頃は、小型のバラを小さく仕立てて満足していたとんべりだが、2年ほど経つと大胆さが増してくるようで無謀にオベリスクなど購入したりするようになる(笑
そこにまず、チャールズ・レニー・マッキントッシュを絡めてみたのであるが、お日様をしっかり浴びて咲いた姿を見てみると、これがメアリーローズに似ていたのだ。
ならば買っちゃえ、メアリーローズ!
ミニバラで有名なセントラルローズで、イングリッシュローズも一部扱っていた時があったのだが、その時、取り寄せたのが我が家のファースト・メアリーである。

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↑これが2006年、到着したばかりの苗。
ちっちゃくてかわいい♪

翌年は引っ越して、オベリスクからアーチに昇格した(笑

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↑2007年の花
まだひょろひょろである。
でも、お日様を浴びて、むっちりと豊満な花を咲かせた。

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↑2008年の花
どうも成長がよくない。
だいぶボリュームは出てきたのだが、こっちが期待するほど伸びないし、なんだかいつも葉の色が薄くて質感も紙みたいだし、春以降の花付きもぜんぜんである。
ニームケーキや堆肥、活力剤も投入して地力をつけるようにしているし、強健種だとも言われてるのに、どうしてだろうと不満が募る。

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↑2009年
やっとそれらしく茂ってきた!

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↑と思ったが、よく見てみると、他のバラに助けられてる感がある。
アーチの片方にあるコーネリアはむっちり茂っていて、その足元にシャリファ、もう片方の足元に早春が咲いている。

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↑箸とか竹串みたいな細いサイドシュートはたくさん生えてくるが、主幹になるような力強いシュートがちっとも出てこない。
いったいなにが不満でずっと半病人みたいなのかと腹立たしい。
そういうものかとも思うが・・・
シュートが出にくいと言われるアイスバーグは日陰に置いてあるのに、ベーサルシュートをよく出して茂っている。
何かおかしい・・・
本当に強健種なのかと、またしても不満が募る。

などといっているうちに夏は過ぎ、ふと気がつくと明らかにメアリーが枯れてきたのである!
夏に黒点病が大流行し、どのバラもごっそり葉を落としたのだが、その後回復して新葉を展開してきた。
だが、メアリーは葉も出さず、枝がどんどん真っ黒になっていく。
これは根がやられているに違いない。
夏にコガネ退治の薬を撒いたのだが、鉢が大きいわりに散布量が少なかったのかもしれない。
思い切ってアーチごと倒して根を見てみると・・・

ぎゃ〜〜〜〜〜!
コガネ佃煮ーーーーー!!(滝汗

結局、メアリーは助からなかった。。。

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↑45センチ径の大鉢に植えていたのに、白根は食い尽くされて、まるで干からびたごぼうである(涙
今年は、メアリーのほかにスノーグース、早春もコガネの被害にあった。
にっくきコガネめ!

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傷心のとんべりであったが、気を取り直し長尺苗を探す。
問い合わせるとひかりフラワーさんに立派な長尺苗があったので、取り寄せることにした。
ひかりフラワーの苗ははじめてである。
Faxした翌日にはもう苗が到着した。対応がめちゃくちゃ早い。
1mx1mx0.6mくらいの巨大なダンボールを宅急便の人に部屋に押し込んでもらい、なんとか箱を開けてみると、二つ折りにした巨大長尺苗がみっちり詰まっていた。
しかも、アーチに誘引すると言ったら、ちゃんとアーチ用にS字に仕立て、枝をたくさん出させたものを送ってくれた。
前から評判は聞いていたが、ひかりフラワー、なかなかである!

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↑そういう経緯で、今、我が家にいるのはセカンド苗である。
この機会に他のバラ(ナエマとか)にすることも考えたのだが、「美しいシュラブを形成する」と言われるメアリーの魅力を堪能していない。
心残りである。
今度こそ、元気に育ててあげたい・・・

最初に購入する時、オールドのルイーズ・オディエとどちらにしようか迷ったのだが、花形がよりルーズなメアリーにした。
実際に見比べたことはないが、なんとなくメアリーの方が愛嬌がある感じがする。
この「かわいらしさ」が、イングリッシュローズの魅力のひとつではないだろうか。
香りはちょっと重たいオールドローズ香で、暖かいと強く香る。
けれん味のない純なローズ色が、クラシカルでたおやかな雰囲気をもち、ガーデンに落ち着いた華やぎを添えてくれる。
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2009年11月23日

マダム・ピエール・ユーレ

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1907年 フランス Guillot 作
あのラ・フランスを生み出したギヨーが作出したアーリー・ハイブリッド・ティー。
とにかく、なにもかもゴージャス!
いったい何枚あるかわからない大量の花びらは、くちゃくちゃでびろびろ。
花もでかい。
色も鮮やかなローズピンク。
香りがこれまたすごい。
フルーツが主体のダマスク香で、咲くとガーデンがいいにおいでいっぱい。
花に顔をくっつけて嗅ごうものなら、あまりに強い香りにすっかり陶然となってしまう。
鼻が利かないといっているダンナですら、「つぼみだからとあなどって思い切り吸い込んだら、くらくら来た」と言っていた。
さすが、フレグランスの国フランス出身のバラである!

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↑敬愛する鈴木氏を偲んで芳純を手に入れたのたが、色が苦手の黄色系ショッキングピンク&花が15センチとばかでかくて、ガーデンの中で浮きまくっていた。
どうしてもなじめないので手放してしまったのだが、イングリッシュローズのように愛くるしくもなく、ハブリッド・ムスクのように控えめでもない、香りのある個性的なバラがほしいと思い、とりあえずチェルシーガーデンに調査に乗り込んだ(笑

時はちょうど5月。
たくさん置いてあるバラ鉢の中でひときわ強い香りを放っていたのが、このマダム・ピエール・ユーレ。
きついローズピンクだったが、とんべりの好きな青みがかった色合いが好もしく、なんだかくちゃくちゃした花びらも個性的で、買って帰ってきたのだった。

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↑咲きだしはハッとするような鮮やかな色合いなのだが、青みのある色合いが意外と落ち着いている。
それに、開きだすと共に花びらの色がどんどん白みがかってきて、色の濃淡が美しい表情を作る。
ゴージャスなわりに周囲との調和に優れている稀有なバラである。
リッチな剣弁高芯から咲き出して、とがって不規則に乱れるロゼットになる、古き良き時代の美花である。

↓こちら、2007年の花
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2009年11月22日

ペネロープ

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1924年 イギリス Pemberton 作
ハイブリッド・ムスクの秀花。
微妙なアプリコットのぼかしが入ってとても美しい。
まさにガーデンで、お日様のもと楽しむべき花だと思う。
アイスバーグもそうなのだが、実物がとにかくいい。
人にもそういう人がいるでしょう。
写真で見ると特に美人と言うわけでもないのだが、会ってみるとすごくチャーミングな人。
要するに表情が良いんだよね♪
ペネロープはそういうバラだ。

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↑花色はメアリー・マグダレンと似ているように思う。
かわいいアプリコットから透き通るように色をなくしていく。

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↑でも、マグダレンと違ってしべがくっきり。
このしべがまた、オレンジがかったまぶしい黄色で、お日様が宿っているかのようだ。

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↑トレリスに誘引してある白い花がペネロープ。
遠目から見ると白い花に見える。
アーチのプロスペリティーと比べてどうだろう?

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↑バフやコーネリアと比べると弱めだが、すてきなムスクの香りがある。

とんべり、本当にハイブリッド・ムスクが好きだ。
モダンローズほど媚がなく、オールドローズより愛想が良い、そういう中間的な立ち居地がぴったり来るのかもしれない。

あとは、バレリーナとフェリシアとラベンダー・ラッシーがそろえば・・・(笑
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2009年11月21日

プロスペリティー

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1919年 イギリス Pemberton 作

ハイブリッド・ムスクの名花。
このバラとも出会いは、村田ばら園から。
そこのカタログで激賞されていたのである。
花も良かった。
我がガーデンにある白い花は、半八重やら平咲きのものが多く、プロスペリティーのようにむっちりした花形のものがない。
けれど、一番興味を持ったのは、村田氏激賞のトータルバランスの良さ。
暗緑色のすばらしい葉っぱ、風情のある枝ぶり、房咲きの輝く花・・・
もちろん、すばらしいムスクの香りもある。

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↑今まで、葉っぱとか枝振りのことを考えてつるバラを買ったことがないのだが、今回、窓辺のアーチに誘引すると言う明確な目的があり、それに合ったバラがほしいと思ったのである。
グラハム・トーマスなどは、棍棒みたいな直立する枝がずぼーんと生えてきて、壁にゆったり誘引するには良いが、1本アーチに雰囲気ありげに添わすバラではない。
ということで、初めて『樹形』などというものに配慮して苗を買ってみた。

アーチの設置に関してはこちらをごらんくださいまし。

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↑今年の春の様子。
主幹が1本きりなわりに、よく分枝してたくさん花をつけてくれた。

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↑バフとコラボ♪

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↑この後、プロスペリティーはシュートもたくさん出てきて、みっちりと茂り、非常によい雰囲気になってきた。
深い森のような濃緑色の良く茂る葉で、枝先がすっとしだれる感じが大変に美しい!

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↑窓から外を見ていると、ベランダであることを一瞬忘れる。
バラをたくさん育てた人が「いい」と言うバラは、いい。

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↑バラ育てには3年かかると言うけれど、我が家のプロスペリティーもその真価を見せてくれるのは来年になるだろう。
陽光きびしいのベランダにバラの木陰がほしくて植えたプロスペリティーだが、来年はバラの花の下でお茶ができるだろうか?
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2009年11月20日

ピエール・ドゥ・ロンサール

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1988年 フランス Meilland 作

買ったよ、買いましたよ、ああ、買ったとも!
この時代につるバラって言ったら、やっぱりピエールを置いてないでしょう。
ラージフラワードクライマーのウルトラスーパー超絶人気品種。
バラ殿堂入りしちゃってますしね〜

たとえ(事実上)一季咲きだとしても、香りが大してなかろうと、この時代にバラを育てるものとして、場所さえ許せば一回は育てておきたいとまで言ってしまう、そんなバラなのだ。

とにかく写真を見てもらいましょう!

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↑アンチメジャーを標榜するとんべり、そうとう反発していたのだが、ついにその魅力の前に屈したのである。
屈してよかった・・・(涙
すばらしくかわいい花が鈴なりになってバンバン咲くのである。
鉢植えで育てていてもかなりのボリューム感。
ボリュームだけではない。
私の愛する作家 R.A.ハインラインが著書の中で花のことを「植物の性器」と言っているのだが、このバラはまさに活き活きした性と生とを感じさせる、おおらかなセックス・アピールに満ちている。

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↑クレマのロマンティカ(黒)、スノーグースと一緒のトレリスに誘引している。
隣には、エヴリン、トーマス、ペネロープ。
存在感抜群なのに、他の花とも溶け合う優しい花容がすばらしい。

↓こちら、2008年の花
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↑2年前、大神ファームから来たばかりの頃。
今見ると、隣のコーネリアともども、笑ってしまうほど苗が小さい。
順調に育っていたのに秋に急に成長が悪くなったので不審に思っていたら、冬に癌腫を発見。
外科手術して木酢液をかけておいた。
今年は春先は元気だったのに、夏以降、やはり調子が良くない。
絶対何かあると思い、11月に入って速攻植え替えをしてみたら、おおお〜〜〜、癌腫が!
けっこう大きい癌腫が根っこのあちこちに発生していたのである。
昨年は植え替えるのが大変だったので、鉢の周囲の土を取り替えただけで済ませていたので、根の癌腫に気がつかなかった。
土をすべて払い落とし、すべての癌種を取り除き、木酢液の原液を患部にザバザバかける。
ニームケーキ入りの新しい土で植え替え、バイオゴールドバイタルでしっかり潅水した。
どうか元気になってほしい。

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↑今年の春は180センチのトレリスにたっぷり咲いていた。
癌腫持ちでも立派に花は咲くのである。

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↑南から西に風が回りこむ最強風地帯においてあるのだが、健気に枝を伸ばし、おおらかな色気を漂わせる美しい花をたっぷり咲かせる。

さすが、殿堂入りを果たしたバラである。
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2009年11月19日

バフ・ビューティー

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1939年 イギリス Bentall 作

先出のコーネリアも人気だが、ハイブリッド・ムスクで一番人気があるのは、きっとこのバフ・ビューティーだろう。
見てください、この花色。
こういう色を日本語で「樺色」という。
微妙な黄色である。
中間色の黄色というとグラハム・トーマスなどもあげられるが、トーマスが元気印だとすると、バフ・ビューティーは欝印。
クライミングの黄色欝印にはバタースコッチもあるが、バフははかなげな透明感ある美しさでガーデナーの心をつかんで放さない。

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↑かわいいアプリコットで咲くこともある。
花色に幅のある品種で、天候などによってもいろいろに楽しめる。
表情に富んだ花もいいが、香りがまたすばらしい!
コーネリアよりグリーンノートの強いムスクなのだが、大変に人に好かれる。
たぶん、とんべりが持っているバラの中で、一番好かれる香りをもっているのではないかと思う。
強さもあって、バフ・ビューティーが咲き出すとバルコニーがいい香りでいっぱいになる!

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↑花付きも大変に良い。
トレリスとアーチに半々に絡ませているが、風情のある枝振りで良く伸び、春はいっぱいに花を咲かせる。
過労で枯れてしまうのではないかと心配になるくらいである(汗
夏は苦手のようで、ピタッと成長を止めてしまい、とんべりを心配させるが、秋になると息を吹き返しまた花をつける。
秋の花は春ほどではないが、あれだけ咲いてくれれば文句は言えない。

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↑春のつるバラたち
手前から、バフ・ビューティー、足元にアイスバーグ、向こうのアーチにプロスペリティー、その足元にエクセレンツ・フォン・シューベルト、まだ咲いていないがグラハム・トーマスとペネロープとピエール・ドゥ・ロンサール(遅咲きです)、一番向こうがスノーグース。
ティアレもいる。見つかった?(笑

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↑これはピンクっぽく咲いたところ。
いろいろに表情を変えながら、すばらしい香りであたりを満たし、ガーデナーに大いなる満足を与えてくれる、総合点の非常に高いバラだと思う。

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↓答え
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2009年11月18日

ヌル・マハル(たぶん)

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1923年 イギリス Pemberton 作

もしこれが本当にヌル・マハルだったら・・・なのだが、ハイブリッド・ムスクの、日本ではわりとレアな品種である。
どうして(たぶん)なのかというと、「タヒチ」だと思って買ってきたら品種違いだったというおそまつな顛末。
詳しくはこちらをどうぞ↓

タヒチと言う名の薔薇(再々)
タヒチと言う名の薔薇 Final

さて、「偽タヒチ」だの「ボラボラ」だのと勝手に命名していたとんべりであるが、言葉攻めのとんべり、やはりこのバラの本当の名が知りたいのである。
で、手持ちのバラ辞典やカタログを引っ張り出して、時間があればじろじろ写真を見比べ、文章を読み比べ、このバラの正体に迫ろうと思索を重ねる。
いやはや、ご苦労なことである(笑

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↑まずは、このきれいなパープルローズピンク。
自分からは絶対買わないだろう色ではあるが、シックカラーやソフトカラーが多くて少々パンチが足りないとんべりのガーデンに、キックを与えてくれる。
このバラ自身も非常に美しいが、これがあることによって他の花もより輝くのである。
とくに紫系の色合いが、レディ・エマ・ハミルトンのオレンジとよくマッチする。
花形は花びらがヒラヒラしたしとやかな半八重で独特の風情がある。
花弁は雨に強くて、とても花持ちが良い。

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↑けれど、そういうバラはいくつかあるのである。
決め手になりそうなのは、白みがかって中央にすっと筋がとおった裏弁。
写真に載りにくい部分なのでチェックしづらいが、舐めるように写真を見ていくと、どうもヌル・マハルなんじゃないかという気がしてくる。
深緑で光沢のある葉も、とげの少ない柔らかな枝も、良く伸びるところも、ヌル・マハルの特徴とマッチしている。
香りがほとんどないところも、病気に強いところも、合っている。

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↑だとすると、奇遇なのである!
とんべり、ハイブリッド・ムスクが大好きで、コーネリア、バフ・ビューティー、ペネロープ(その後、プロスペリティーも)をもっているのだが、そこに仲間に混ぜろといわんばかりにもう一種のハイブリッド・ムスクが我が家にやってきたことになる。
因縁を感じてしまう。
ますます、ヌル・マハルのような気がしてくる。

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↑ひとつだけ心配なことが・・・
暑さに強くて繰り返し咲くということなのだが、春以降の花付きがあまりよろしくない。
ただ単に、何かに気分を害して咲かないだけなのか、それとも・・・
あなたは、だあれ?
ほんとにヌル・マハル?

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↑だったらどうした?
もしバラが話せたら、そう答えるかもしれない。
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2009年11月17日

テディーベア

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1989年 アメリカ Saville 作
とんべりのファースト・ミニチュア・ローズ。
とんべりのバラ熱を決定的にした因縁のバラである。

大昔、薬剤散布ができすにカクテルをうどん粉病でお亡くなりさせたとんべり。
以後、バラは厳に慎んできたのであった。
が、2003年の秋、近所の花屋で不思議なバラと出会う。

花が茶色
木がちっちゃい
名前がクマ

どれもこれも驚きであった!
なにせとんべりの脳内でバラといえば、カクテルみたいな真っ赤なバラか、花屋で売ってるような剣弁高芯咲きの花。
だいたい、ミニチュア・ローズの存在すら知らなかった。
あまりに驚いたので、ついバラ禁も忘れて買ってきてしまったのである。

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↑それがこのバラ。
残念なことに、このテディーはキャンカーになり、春、お亡くなりになってしまった。
が、この時はもう早春を買ったりなどして既成事実を積んでおり、バラ禁はすっかり「解禁」になってしまっていたのだった(笑

3年後、チェルシーガーデンでまたもや遭遇。
その時のお買い物劇はこちらを読んでいただきたい。

2006年のテディー

原因はよく覚えてはいないのだが、このテディーもお亡くなりになってしまった。
初代は接木苗でしっかりしていたのだが、2代目は挿し木苗でちょっと弱かったのではなかったかと思う。

これで懲り懲りしたのかと思いきや、とんべり、しぶとい。
翌年の母の日に、近所の花屋でしっかりした接木苗と出会い、また購入したのだった。
↓これが2007年の花
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以後、やっと我が家に定着してくれたようである。

↓2008年の花
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↓2009年の花
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元気でマメに花をつけるしティーの香りもあってよいバラである。
でも、そういうことはほんのオマケに過ぎないのかもしれない。
とんべりの苦手な日焼けするバラだが、それでも置いておきたい。
テディーが痛々しく日焼けしないように、隣に日よけとして木を置いたほどである。
この色、この名前、それだけでもうOKなのだ。

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2009年11月15日

ティア・パール

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1988年 イギリス Dickson 作

一重〜半八重の白の小輪ミニチュアローズ。
かすかにティーの香りがする。
日本ばら園の社長が「このバラはいい!」とカタログに書いてあったのが印象的であった。
近所のホムセンで売ってるのを見たとき、一重のバラがひとつくらいあってもいいかと思って買ってきた。
が、ずっと半日陰の場所においておいたせいか、ぜんぜん大きくならない。
この手のミニバラは、大きく株を育てて、そこにあふれるほど小さい花を咲かせてこそ見栄えもすると思うのだが・・・

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↑取り立ててどうこう言うようなバラではないのだが、咲いているとハッと目が持っていかれる不思議な魅力がある。
とにかく来年は日向において、株を育てる予定である。
このバラの本当の魅力をまだ見ていない!
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2009年11月14日

チャールズ・レニー・マッキントッシュ

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1988年 イギリス Austin 作
ライラック色で咲く小型イングリッシュローズの名花。
大昔の小学校の背もたれ直角椅子をぐぐーんと伸ばしたみたいなおしゃれな椅子があるでしょう?
色はモノトーンで。
ああいう無機質なデザインを生み出したのが、この花の由来になってるマッキントッシュ氏。
イギリス人のデザイナーのおっちゃんです。
クールな花色と余分な所のないすっきりフォルムが、なんだか納得。

こういうブルーがかったバラは、花の時期に陽に当てると色が元気になりすぎるのだが、かといって、樹勢が弱かったりするので、ずっと日陰でOKというわけにもいかないのである。
あっちに置いたり、こっちに置いたり・・・要するに手がかかるのだ。
そこへ行くと、このマッキントッシュはずっと半日陰に置いておいても、そう花数に影響しないらしい。

とんべりが半日陰ベランダでガーデニングを始めた時、日陰に強いということで購入したバラである。

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↑中輪のコロコロしたディープカップからロゼットへ。
色も形も押し付けがましくなく、どんな色の花ともよくなじむ。
最初は色が濃いが、徐々に褪色してシルバーがかった微妙な色合いになっていく。
つややかな光沢が美しい。
実は日照の多いところに置いたこともあるのである。
が、あまり日に当てると色が濃くなりすぎて、まるでメアリーローズみたいになってしまう(2005年の写真をみてくださいまし↓)
せっかく蒼ざめる性質を持っているのに、まッピンクに咲かせてどーする・・・
やはり、日陰で咲いてこそ、真価を発揮するバラである。

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↑花だけでなく樹形がなんともいえず優美である。
噴水みたいな流線型の枝先にぷらんと花がぶら下がってる感じがいい。
伸ばしてオベリスクに絡めたこともあるのだが、自然なまま放っておいてやるのが一番だと思った(2005年の写真を見てくださいまし↓)

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↑香りは中香で、作出者によればオールドローズ香ということになっている。
メアリーローズとちょっと似た、もっさりした香りなのだが、マッキントッシュの方がより重苦しくスパイシーな感じだ。
ちょっとお香のような雰囲気。
イングリッシュローズのもつ香りは、非常に個性的で、香りフェチを楽しませてくれる♪

とにかくよく咲くバラで、日照が少なかろうが体調がいまいちだろうが、つぼみをつけてしまう働き者だ。
イングリッシュロースの中では、うどん粉に弱いほうだと思うので、きちんと防除してきちんと咲かせてあげたい。

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↑こちら2006年の花
日陰がちなせいか、色が欝。
やっぱり、マッキントッシュはこういうのがよろしいかと・・・

2005年の花
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2009年11月12日

タヒチ

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2006年 オランダ Interplants 作
ホリディ・アイランドローズ・シリーズのタヒチ!
香りのパティオローズである。
これについてはいろいろありすぎて、そのつど記事もアップしてるので、うちにやって来た経緯などはそちらをお読み下さい。

タヒチという名の薔薇
タヒチという名の薔薇 (再)
タヒチという名の薔薇 (再々)
タヒチという名の薔薇 Final

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↑昨年末、第一園芸さんが律儀に送ってくれたタヒチ2号とあわせ、大鉢に2本植えしたのだが、よせばよかった・・・
根が張った株とこれからの株が同じ鉢で同居してよい結果が出るはずがない。
結局、2号は不調のまま枯死・・・
趣味のこととなると妙に神経質で細かいのに、きっと、あまりにもタヒチに振り回されすぎて、「もういいじゃん!楽に行きましょう」なんて気になったものか・・・
とにかくやってしまった〜〜(汗

こういう、特に有名ではないバラは、再度入手するのが難しかったりする。
強健種だったら挿し木も容易だろうが、ちょっと枝枯れしやすい体質である。
バックアップが大事だというのに・・・
レアで、手に入れづらいところ、まったく名前の由来通りではないか!
そんなところは似なくて良かったのになあ(涙

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↑とにかくすばらしいバラである。
タヒチ・フェチでなくとも、育てる価値は十分にあるバラだと思う。
見た目よし、香りよし、葉っぱもツヤツヤ健康的で、花つきも悪くない。
弁質がしっかりしているので、雨にも強い。
どうも枝が枯れこみやすいのは、この個体の特徴なのか、品種の特徴なのか分からないが、欠点はそれくらいなものである。
同シリーズのジャリターが超横張りなのに対し、タヒチはお日様に向かってすっくと伸びる。

とにかく来年は、株の充実を図らねばならないだろう!
やっと手に入れたのに、むざむざ手放したりせんぞー(鼻息
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2009年11月11日

早春

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1991年 京成バラ園芸(鈴木省三) 作
とんべりの記念すべきファースト・ローズ!
もっと人気が出てもいいんじゃないかと思うのだが、鈴木氏作出のかわいいフロリバンダである。

それまで、バラは庭がないと植えられないと思っていたとんべりだが、一家に一台となりつつあったパソコンと言う便利なツールで、ネットサーフィンなるものをしてみて、実に多くの人がベランダでかなり無謀にバラ育てしていることを知った。
ちょうど梶美由紀さんのバラ本が出た頃の話で、無農薬だ有機栽培だアグリクールだなんだかんだと、バラ界が暑苦しく盛り上がっていた時である。

よっしゃ、アタシも一丁やってみるか!

ということで、ベランダの観葉植物の間にバラ鉢を置いたのがすべての始まりだった。
これが、やがてマンションを引っ越すことになるような、酔狂ガーデニング・ライフにつながっていくとは、まだこの時、とんべりは気づいていなかったのだが・・・(笑

さて、まずは苗を買わなくてはならない。
すでに通販は主流となりつつあったが、いきなり苗を買う勇気はないし、実物も見たいし・・・ということで、京成ばら園に突撃する。
が、前日の台風通過の被害が甚大だったらしく、ばら園は開いていなかった。
それでも、売り場のおじちゃん相手にあーでもないこーでもないとすったもんだした挙句に買ってきたのが、この早春である。
偶然にも、それは敬愛する鈴木氏が作出したバラであった。

この後、とんべりはベランダガーデナーの常道 ミニバラ街道をまっしぐらに走るのだが、やがて物足りなくなり、徐々に小型ERの世界へとのめりこんでいく。
その間、早春を一時、ムスコの中学校の花壇に移殖したこともあった。
日当たりも良くなく、砂地のひどい場所で、水もろくにもらえない。
そんな場所で1年耐えたところでとんべり家の引越しが決まり、「待たせたね、お前・・・」とばかり、回収しに行ったのだった。
この時回収できたのは、早春、クレマのカーメシーナ、ラヴェンダーのキューレッドのみ。
他にも植えたバラたちは、ご臨終。。。

翌年は場所を変えたストレスもあるだろうと、咲かせずに養生させた。
そして、昨年と今年、すっかり回復した早春は見事に花を咲かせてくれたのだが、なんたることか!
この夏、急にぐったりしおれたので慌てて鉢から抜いてみたら、こがねのガキどもに白根をすっかり食い尽くされ、ごぼう状態になっていたのだ。
こんな真夏にこんなでは、もう望みはない・・・
そう思ったのだが、バイオゴールドバイタルを溶かしたバケツに一週間ほど漬けて、新しい土で植え替えたところ、見事に復活!!
今、つぼみをひとつつけている。

「おしん」並みのドラマティックな七転び八起き人生(バラ生?)ではないか。

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↑桜のようなあっさりしたピンクで、咲き始めは半剣弁高芯なのだが、花びらが少ないのですぐ半八重っぽくなる。
とんべり、気に入りのパターンだ(笑
花びらが厚くて、ERと比べるとちょっとプラスティックみたいにな感じもしなくはないが、雨に強くて花持ちがいい。
香りは残念ながら微〜中香。
枝はとげが少ないが、横張りに暴れた樹形になる。
ベランダガーデナーには頭の痛い樹形である。

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↑けれど、たくさんの房咲きになって、花も全体もナチュラルな雰囲気。
ERとの相性も悪くない。
何より、この強さ!
たまたま強い個体だったのだろうが、このバラを見るたび、とんべり、人生はあきらめちゃいけないと感じるのだ。

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↑11月9日 祝復活!
秋の花らしくしっとりと・・・


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↑2004年の花

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↑2005年の花
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2009年11月10日

スノーシャワー

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1992年 アメリカ Warriner 作

これ↑、実は今年の花ではない。。。
2004年2月に京成バラ園に注文した歴史の長いバラだったのだが、引っ越してきて、オープンエアのルーフバルコニーではなく、屋根付きのベランダにハンギングさせていて、水のやり忘れで枯らしてしまった。

非常に気に入っていたのでショックだったのだが、その時は大きいつるバラに夢中で、似たような小輪花ならあるからと、記憶の中に埋もれさせていたのである。

だが、バラにはひとつとして同じものはないのだと、最近、痛感している。

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↑このバラのてろんと垂れる様子、透明感のある美しい花びら、他ではかいだことのない香り・・・
どれも他には決してない独自の個性で、再会したい思いは募るばかり。
で、京成さんに注文してしまいましたとさ(爆

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↑前に来たときは、温室栽培でつぼみをいっぱいつけていた苗だったのだが、さて今度はどんな苗が来ることやら。
もしつぼみ付きだったら、部屋の中で咲かせちゃおっかなー♪

2005年の花
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2009年11月09日

スノーグース

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1996年 イギリス Austin 作
つるバラとしての評価が高い大型のイングリッシュローズ。

バラクラ・イングリッシュガーデンの例の白バラのドームを写真で見てから、白い小輪のつるバラがほしくて探していたのだが、ボビー・ジェイムスだとかサンダース・ホワイトだとかランブリング・レクターはどれもこれも一季咲き。
四季咲きで純白小輪、香りのあるバラを捜し求めてたどり着いたのが、このスノーグースである。

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↑これは2007年の写真。
大神ファームから比較的長さがあって太い苗を送ってもらい、まずはアーチに添わせた。

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↑これは2008年。
ずいぶん茂ってきたが、太い枝は張りがあってS字に曲げにくいし、花房も大きすぎて、どうもうちの小さいアーチには合わない感じだ。

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↑そんな時、出会ったのが、村田氏の「つるバラのすべて」である。
この中で、スノーグースが大変に優れたつるバラであること、またその樹形の特性などを知り、どうも今まで樹に合わないことをしていたんだなぁと大いに反省したのであった。

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↑そこで、風が強いので何も置いていなかった壁面に移動させてみた。
するとこれが実にいい感じ♪
今まで窮屈にアーチに縛り付けてられていた硬い枝は束縛を逃れ、活き活きと体を伸ばす。
花房は高い位置からたっぷりと枝だれて、ムスクのいい香りがふんわり落ちてくる。
ちょうどバルコニーの入り口なので、もっと枝を伸ばして自由に遊ばせれば天然のアーチになるんじゃないか・・・
すっかり妄想が暴走(笑

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↑ところが、夏の終わりから突然、成長が悪化。
コガネの幼虫を退治するダイアジノンを撒いているのだが、鉢が大きすぎて下まで効いてないんじゃないだろうか・・・
心配で11月に入ってすぐ植え替えをしたところ、ぎゃ〜〜〜〜〜!!
出てくる出てくる!
白根はかじられてかなり悲惨な状況だったが、何とか間に合った感じだ。
あぶなかった・・・(汗
でかい鉢は危険なので、17リットルの角鉢にサイズダウンし、植え替えた。
きっとこれで来年は見事に咲いてくれることだろう。
posted by とんべり at 16:45| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バラ&クレマチス 2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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