2008年05月21日

タヒチという名の薔薇(再々)

d_rose026.jpgタヒチフェチが、バラフェチが、「タヒチ」という名のバラの存在を知ったら、こりゃもう絶対に我が物としなきゃ収まらないってこと、わかって頂けると思う。
しかもそれが「運命」を感じさせる出会いだったら・・・
出会いと別れを繰り返してのすれ違いだったら・・・
そして、未だ我が物とならず、その花のかんばせを拝んだことがなかったら、これはそーとー「アタマにくる」ってことはわかって頂けると思う!

バラ「タヒチ」ととんべりの邂逅の次第は、ぜひ下記の記事をお読みいただきたい。
タヒチという名の薔薇
タヒチという名の薔薇(再)

さて、その後のタヒチであるが・・・


太く瑞々しい枝からはあれよあれよと直立性の枝が伸びだし、一枝に5輪はつぼみのつく優秀性を発揮してくれた。
隣のひねたジャリター(同ホリデーアイランドシリーズ)とは大違いで、樹高までだいぶ違う。
その時点で「?」と思うべきだったのかもしれない。

他のバラと足並みをそろえるように色づくつぼみに期待が膨らむ。
ジャリターはタグの写真を髣髴とさせる薄色に濃覆輪のつぼみがイイ感じなのだが、あらら、タヒチのつぼみはものすごいローズピンクなのである。
その時点で、少々不安を感じたのは確かだが、コーネリアもローズピンクのつぼみからサーモンピンクの花を咲かせるので、あまり考え込みはしなかった。

しかし、ついにタヒチが花開く日がやってきた。
花弁数3〜40枚ほどだろうか。
かわいい丸弁抱え咲きの、目も覚めるようなローズピンクで裏白のあでやかなバラがお目見えしたのだ。

おお〜〜〜、美しいですー♪
ところで、あなたは誰ですかー??(↓)

123927.jpgタヒチは、第一園芸のタグおよびHPでの商品説明によれば「サーモンピンク」である。添付の写真(↑)から読み取れるのは、裏が少し濃い目のピンクで、表が薄いオレンジの剣弁花。
こりゃもう、形も色もぜんぜんちっがうじゃんっ
いくら「環境によって咲き方に個体差がある」といっても、上の写真の花が下の写真みたいに咲いたらどえらいことである。
黒人カップルから超色白のベビーが生まれたようなもので、この場合、恐ろしい家庭問題に発展するのが常であり、もし家庭問題じゃないってことになると、これまた恐ろしい生物学的問題に発展すると思われるのだ。もしくは、昼メロや少女マンガで人気の例のテーマ、「とりかえっ子事件」とか。
ということで、我がタヒチの場合は一目瞭然。
哀しい品種違いが起こってしまったということである。赤ちゃん取り違えである。
よりによって、このタヒチフェチとんべりのベビーが!

どうして?なんで?どうして?
2年越しで、心をこめて育てたのに、何の因果でこんなめぐり合わせになるのか、もう心は萎え萎えである。
こんなきれいなバラが咲いたのに、がっかりするのもバラに対して失礼ではあるが・・・
どうしようもない。
とんべり、どこまでもタヒチフェチなのである。

さっそく第一園芸さんにメールして品種違いと交換の件をお願いすると、丁寧なお電話をちょうだいした。
しかし、その内容はとんべりが恐れていた通り。

@すでに販売終了して、手元には交換品がないこと
A販売権は京成ばら園が持っていて、来期は第一園芸からは発売予定がないこと

それでもなんとか11月頃に苗を入手して送れるよう努力していただけるということだったが、どうにもならない場合は他のバラを選んでほしいということだった。
お気持ちはありがたいが、困ってしまった。
とんべりはタヒチ以外は要らないのである。
引越し当初は広大なフロンティアに思えたルーフバルコニーも、たった1年余りでぎゅうぎゅう押しくらまんじゅう状態。必要ないものは一鉢とて置くわけにいかない。
そしてタヒチは、販売権がどこにあろうが、販売終了していようが、外国のもんだろうが、何が何でも絶対手に入れると決めてるのである。
とりあえず希望を持って11月を待つとは言ったものの、すでに2年越しでタヒチの花を待ち続けた身にさらに待てとは、運命も意地悪なことをする。しかも、待ったその先には確約はないのである。

本当にタヒチは思うようにならない・・・
島にしろ、バラにしろ、気のあるそぶりを見せる、つれなき美女のようだ。
そうぼんやり考えながら何気にネットを流していたら、いきなり目の前に「バラ タヒチ 6号鉢大苗」の文字が飛び込んできた。
なに?なになに??なになになにーーーー???
「ガーデナーたちの何とか物語」とかいうえらく長い名前の通販ショップで販売してたのである。しかも残り一鉢!!
ついこの間までは検索してもヒットしなかったのに、どういう運命の気まぐれなのか・・・
しかも、今は品種違いのバラの名前を調べようとしていただけ。
ああ〜、またもや運命のいたずらか、それともフェチを焚きつける天の采配なのか〜
なにはともあれ、これは買わずばなるまい。買わなきゃ絶対後悔する!
とんべり、ネットの向こうに勝手に想像した数千人のテキに取られてなるものかと、手に汗握って大急ぎでポチしたのであった。
やれやれである。これで一件落着である。
第一園芸さんには品種間違いのバラをありがたくいただいておくので、タヒチの手配はしなくてけっこうですとメールしようと思っている。
品種違いのバラも大変美しく、情も移って手放しがたい。
だが・・・

本当にメールしてしまっていいのだろうか?
「何とか物語」から届くバラが本当にタヒチであるという保証はどこにもないのである。
三度目の正直、ぜひ今度こそ本命であって欲しい。
けれど、二度あることは三度あるとも言う。
バラが届いて花を確認するまでは・・・
そう、まだこのドタバタ劇は終わっていないかもしれないのだから。
posted by とんべり at 07:53| 千葉 ☔| Comment(6) | TrackBack(1) | 南の島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おひさしぶりです!お元気でしたか?!

この濃いピンクもきれいではありますが、「タヒチ」とは別物ですね〜(笑)
こんなことがあるとメール、できないですよねぇ(^-^;)
それにしても「タヒチ」の美しいこと!
この色合い好きだわ〜〜〜
「タヒチ」って水仙もありますよね?お持ちですか?いろんなプランツに「タヒチ」があると困りますね(笑)
Posted by anapanapa at 2008年05月26日 17:41
>anapanapaさん
おひさでございます〜〜〜〜
忘れず訪ねて来てくださって、本当にありがとうございます。。。m(_ _)m

とんべり、元気といえば元気なのですが、仕事でも気苦労が多く、フラにおいても気苦労が多く、放っておいて安心なのはダンナとムスコだけ。
なんて呑気にしていると、知らないところで悪さをしているかもしれませんが(爆

今年こそタヒチに行くぞ!!と思っていたのですが、息子の学校事情およびとんべりのお仕事事情により、どうもムリそうな気配濃厚です。
仕方なく、タヒチがらみのバラを構って寂しさを紛らわしております。

水仙「タヒチ」、知ってます!
でも、黄色とオレンジの濃厚カラーが強烈過ぎ。バラ「ポール・ゴーギャン」も濃すぎで却下。
バラ「タヒチ」は珍しく好みのカラーで、それだけに執着もひとしおって感じです。
Posted by とんべり at 2008年05月28日 12:14
私も第一園芸で「タヒチ」を買って、同様の品種違いでした。このページとても参考になりました。ありがとうございました。
Posted by iris9999 at 2008年06月11日 02:04
>iris9999さん
コメント&TB、ありがとうございます♪
私こそ「にせタヒチ」の本名を知ることができ、一安心しました。
「にせタヒチ」ではあまりにもかわいそうなので、勝手に「ボラボラ」と命名しようかと思ってたのですが、やはり作った人の思いがこめられた名が知りたいですから・・・

我が家の真正タヒチ、やはり枯れ込みが進んでいるように思います。
第一園芸さんは、保険としてとっておくことにします。(笑
Posted by とんべり at 2008年06月11日 22:42
お久しぶりです♪
ずいぶんイメージと違いましたね。
でもすてきな上等な色ですね!!
Posted by MIN at 2008年06月17日 12:28
>MINさん
お久しぶりです〜〜〜♪

本家タヒチより、こちらの偽タヒチの方が南国っぽい色合いだと思いませんか?
ブーゲンビリア色ってゆーか・・・
偽タヒチ、相変わらず品種名が不明なので、やはり「ボラボラ」と命名してしまおうかどうしようか・・・
この花のもつ、人目を引く華やかさは、ボラボラ島に通ずるものがあると思うのです!(笑
Posted by at 2008年06月17日 13:31
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