2011年08月03日

密やかな悪徳

息子がライターを持っていた。
「ヤケを起こして家に火をつけないでね」と言ったら、「いえ、これは友人と河原で花火をしたときのもので・・・」
「けっして喫煙してるわけではないと?」
「はい」
悪いけど、息子が喫煙する姿なんて想像できない。
幸か不幸か、その手の覇気が欠落している。
が、ここでひらめいてしまった!
私が喫煙したらいいんじゃないか?
何せ、飲酒の楽しみがない。
薬が切れる時間を見計らえばちょっとは飲んでもだいじょうぶなのだが、見誤ると意識喪失してしまう。
喪失してるほうが楽は楽だが、息子が心配するので気の毒だ。
息子を妊娠する前に禁煙したので、かれこれ20年くらいになる。
その後、不育症で立て続けに流産していた時に、やけくそで吸ったこともあったのだが、アホらしくてやめてしまった。
どうせ今回も一過性だ。
だって、お肌に良くないし、ダンスにも影響が出るし、マラソンも走らなきゃいけない。
だが、息子は怒っている。
絶対に吸ったらいかんと厳しくお咎めを受けた。
で、隠れてこっそり吸うことにした。
ティーンエイジャーの息子に隠れて喫煙する母親・・・
なかなか興味深い構図だ(笑)

といっても、買ってきたのはピアニッシモ。
肺活量の限り吸い込んで、しばらく肺にためていても、パンチがないことはなはだしい。
それでも、1本吸い終わったらそれなりにくらくらして、いい気分である。
でも、口がヤニくさくて最悪。速攻歯を磨いたが、ヤニくささが取れない。
こんな口臭をしていたら、愛するティア姫(*)に嫌われてしまうではないか!
いつの間にやらとんでもない値段になっているし、一箱吸ったら止めとこう。

(*)赤札処分価格になっていた売れ残りのペルシャ。新しい家族です♪

そういえば、ダンナはショートホープを愛飲していた。
ランギのホテル・ミキミキのベランダでタバコを吸っているダンナの写真がある。
ランのために禁煙してずいぶんになるが、今でもジッポのライターをカチャッと言わせる音が思い出せるのだ。
ジッと音がして紫煙が夕闇に立ち昇る。
足元には、ダンナのことを気に入ったホテルの飼い犬ボンボが忠実に座っている。
海の彼方を、ダンナはじっと眺めていた。

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posted by とんべり at 00:46| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の光景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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