2011年08月01日

イベント当日

次から次へといろんなことがありすぎるので、ブログを書くのが追いつかない。
全部、尻切れトンボになっている。
ダンス・イベントも23〜24日にあったのだけれど、その翌日の結審がとんでもない結果で、踊りどころではなくなってしまった。
控訴の嘆願書を友人にお願いしたり、自分も『嘆願書』という名の告発文を書いたり、その合い間合い間にどん底に陥ったりと、忙しかった。
この結審に関しては、また後日(激烈なヤツを)書くとして、とりあえずダンス・イベントについて。
とにかくもう、踊るしかない。
今週は、怒りを踊りで発散すべく、出られるレッスンには全部出ようと決意している。


というわけで、ダンス・イベントであるが。
どん底の日々の中、これは大きな救いとなった。
オテアを踊るのも初めてなら、ヘイバ・スタイルも初めて(ついでに言うと、あんな凝ったフォーメーションをやったのも初めて)、体育館というステージも初めてと初めてづくし。
さらに裁判との掛け持ち、うつ病もあって、言葉にできないほど大変だったが、途中で放り出さずにやり遂げて本当に良かった。

イベント前日は、衣装の準備などいろいろあるにもかかわらず、判決のことが気になって上の空。
結局、3時間ほどしか寝られなかった上、命綱の向精神薬を家に忘れてきてしまい、舞台の緊張も相まって欝がどんどんひどくなっていく。
午前中に場当たりと通しがあったのだが、本番当日になって『2列前に出ろ』などといきなり言われるし、右の人たちには『前列と1.5開けて』と言われ、左の人たちは1.0しか開けておらず、仕方なく微妙に1.25に立ってみたりと、本番にありがちなトラブルが続出。
それでも、生のタヒチアンドラムが轟く中、ライトに照らされてステージに立っていると、これまでの頑張りが報われるようで、こみ上げてくるものがあった。
この日は、息子と友人が見に来るので、息子にメールして「早く薬持ってきてー!」と何度も訴えたのだが、けっきょく間に合わず、ヤク抜き状態で舞台を迎えることに。
欝のせいなのか、緊張のせいなのか、疲れのせいなのか(たぶん全部)、過呼吸とめまいがする。
舞台でひっくり返らないかと不安が募る。

16時30分、舞台がスタート。


*野鳥を撮ってる友人が踊ってる写真を撮ってくれました。
相当距離があるし、動きも速いのに、さすが!
私ならブレ写真を量産してるところでしょう。
「おまえ、鳥だしな〜(笑)」とは友人の談。(私の名前には「鳥」が入っている)
こんな写真を公開して、どこまで自分が好きなんだよって感じですが、露悪趣味なんで勘弁してください(爆)
前述の記事で衣装写真を見て、体調を悪くした犠牲者がすでにひとり・・・

2011-07-23N007.jpg

2011-07-23N021.jpg
↑我ながら、すっげー筋肉。。。
裁判のときに、タヒチアン・キックを被告にお見舞いすればよかった。
法廷侮辱罪になるのかもしれないけど、だったら侮辱したくなるような裁判をしないでほしい。

2011-07-23N024.jpg
↑揃ってて良かった〜
ここはドラムが速くて、いつも追いつかずに困ってたところだったんだけど、最後の1週間の特訓が効いたかも

2011-07-23N034.jpg
↑“ヘイ・プロトゥ”
オテアもいいけど、やっぱりアフロアやアパリマが好き♪

2011-07-23N057.jpg

2011-07-23N059.jpg
↑息子に「トシながら、衣装も踊りも要求度が高いものに頑張って挑戦していることは認めよう。50点さしあげるが、70点ほしかったらあと3キロ痩せろ。」と言われましたよ。
だいじょうぶ。
日本の司法がワタクシのダイエットに貢献してやろうと熱心だから、3キロくらい軽い軽い♪

フォーメーションでさほど大きい間違いはしなかったものの、振りで細かい失敗がたくさんあって不完全燃焼。
それでも、お客さんの入りがいいし、すごく乗ってくれるので、こっちもエキサイトしてくる。
体育館で踊ったのは初めてだが、客席に囲まれているせいか、お客さんとの一体感がものすごくある。
これはいい!と思った。

オテア1stとアフロア、アパリマを2本踊ったところで衣装替えである。
着替えるのにはさほど手間取らなかったが、不安材料がひとつだけあった。
この3ヶ月で10キロほど痩せてしまい、きつかったモレがゆるゆる。
先生からカギホックをつけろと言われていたのだが、時間がなくてやっていない。
上からヒップベルトで締めているので、まあOKかと思っていたのだが・・・

衣装を替えて最初の踊りは、胡座をかいて円座を組み、下々の者が「オー!」とか「ヒー!」と掛け声をかけている間に、腰自慢の先生方や先輩方がおのおの、お色気を振りまく。
で、ここから立ち上がる時にモレを踏むと、最悪、パンツ全開状態となるので、いつも用心してそろそろと立ち上がっている。
この日も用心したので、立つ時には問題はなかったのだが、ヒビナウに入って踊りだした瞬間、「びり!」っと恐ろしい音がした。
モレを踏んづけてマジックテープが、はずれたのである。
ヒップベルトもウエストに上がってしまった。非常事態だ!!
が、恐る恐る腰を回してみると、どうやら一瞬はずれたものの、何とかくっついている感触がある。
これなら最後までもちそうだ。
若い子のパンツ公開ならサービスだが、おばちゃんでは犯罪になってしまう(滝汗)
意を決して踊りだしたが、動揺が激しく、位置を間違えまくりだ。
ペアを組んでいるNちゃん、ごめんなさい。

2011-07-23N078.jpg
↑“ヒビナウ”
内円と外円が反対方向にぐるぐる回りながら複雑に入れ代わる。
踊ってる私自身がどこにいるのかよく分からないのに、初見の友人に良く写真が撮れたと感心した。
野鳥を撮ってる人は、やっぱり腕が違う!

2011-07-23N102.jpg
↑この葉っぱは生で、酸性水を吹きかけたり、新聞紙にくるんだり、冷蔵庫に入れたりと、管理が大変。
今は、ダンナの遺骨の上に乗ってます。

なんとかオテア2ndまで踊りきったところで、さらに緊急事態発生!
本場タヒチアン・ドラムのおっさんども(見た目では分からないがヤングも女子もいる)が、完全にビートを間違えたのである。
ポーズをとったまま凍りつく。
踊れない!どーすんだ!!
間違いに気がついたのか、後ろのおっさんどもも、なんだか焦って掛け声をかけているが、途中で止めるのは、なお変だ。
きっと前列の先生が何かするから、それを見て真似るしかないと、1列目を食い入るように見ていると、先生が強引に踊りだした。
後で友人に聞いてみたら、間違った風には見えなかったと言うので、何とかリカバれたようである。
それにしても、プロのくせに何やってるんだか。。。
フラでも、生バンドは、こういうことが良くある。
おっさんどももギャルのナンパばっかりしてないで、ちゃんと仕事しろ!
ポリネシアンは、そういう能天気なところが魅力なのだが、時々、非常にイラつく。

2011-07-23N002.jpg
↑『本場タヒチ』のナンパおやじども。
でも、ドラムはすごい!
『太鼓の達人』の鬼レベをぜひ。

ハプニング続出の初日だったが、何とか踊りきった。
最後は、アフロア隊もそろって“イアオラナ・マナバ・エ・マエバ”を歌い踊った。
この歌は、大好きだがとても辛い。
何年も前、初めて覚えたタヒチの歌で、ダンナとタヒチとの思い出がたくさん詰まった歌なのである。

2011-07-23N125.jpg

この日、息子は小さい方の遺影を膝において、ダンナに私の踊りを見せていたそうだ。
舞台出だしのドラムを聞いた途端に号泣してしまった友人は、後ろの息子を見やったら膝にダンナの遺影を乗せているので、悶絶してしまったらしい。

世の中には、モラルがなくて、自分の頭で考えることも出来ない、クズみたいな人間がたくさんいるが、私は本当に人に恵まれている。
人の不運を我がことのように嘆いてくれる友人たちがいる。
力になろうと手を差し伸べてくれる友人たちがいる。
今回のことを通して、自分の周りにどれだけすばらしい人がいるか、よくわかった。
(どれほどのクズがいるかという事もわかったが)
後で知ったのだが、ハラウの生徒さんの一人が私のブログを読んでいて、ダンナのことも裁判のことも知っていたそうだ。知っていて、黙ってずっと陰で支えてくれていた。
彼女が気遣ってくれているのは気がついていたが、事情を知っているとは思わなかった。
人はひとりでは生きていけない。
ひとりで生きているように思っても、誰かに支えられている。

2011-07-23aN136.jpg
↑踊るのに必死でダンナのことは最後にやっと思い出ししました。
この客席のどこかにいるダンナと、遠くから来てくれた友人と、拍手してくれたお客さんに感謝をこめて手を振りました。

TS3D0350.jpg
↑優しかったMちゃん
心遣いには気がついていました♪

2011-07-23aR004.jpg
↑左から、野鳥撮りの友人 息子 超高齢出産の友人 その中身
この中身君、人間離れした私の厚化粧にすっかりおびえ、「おばちゃんのうちに遊びにおいで」と言ったら、マジ顔で嫌がってた(爆)
「おばちゃんの住む星では、みんなこういう顔をしてるんだよ」と言ったら納得している(するな!)
「もう、おばちゃんは自分の星に帰るね。」と言ったら、ほっとしたようだった。
わたしゃ、エイリアンか・・・

この日は、母と息子と3人で、屋外ステージのPPCのショーとファイアーダンスを堪能。
このPPCの男性ダンサー、ボデーが非常によい♪
精悍で、色が黒くて、盛りマッチョ。目の保養になる。
息子も彼らのカッコよさに感銘を受けたようで「モテそうな方たちですね」と言う。
すかさず、「よし!お前も母と一緒にタヒチアンを踊れ。色黒のマッチョになってマロ(ふんどし)をはけ。バイオリンなんか弾くな、タヒチアン・バンジョーをかき鳴らせ!」といつものDVを発動してみたが、息子もさる者、「遠慮しておきます」とかたくなだ。
母好みの男に育つ気はないらしい(笑)


翌日は、集合も遅かったしたっぷり眠れて気分爽快。
リラックスして踊ることが出来、完全燃焼できた。
声もよく出た。
ホット・オテアの直前、尊敬するT先生と向かい合わせになるところがあるのだが、先生と目が合ったらうなづいていた。
どうやら、私の暴挙は容認されたようだ。

ステージのあとにはけっこう大変な後片付けが待っていたのだが、先輩のMさん(踊りが上手でかわいくて、密かにファンである)が、「スタッフになってない人はそろそろ帰っていいよ。帰りづらいだろうから、みんなで荷物まとめて、さっと出ちゃいな。」と気遣ってくれた。

表に出ると、もう夕刻だ。
ちょうど、ハッピーアワーの時間。
売れ残っていたハワイの地ビールを買い、いけないとは思ったものの2ヶ月半ぶりにアルコールを口にした。

屋外ステージからポリネシア音楽が流れてくる。
ジョギングコースをランナーたちが走っていく。
フットワークがとても軽快だ。

TS3D0354-1.jpg

舞台の後で友人と話す時間があったのだが、ダンナが死んでからおかしな因縁がついて回っているという話題になった。
ダンナが死んだのが、ダンナの親友の結婚記念日。
裁判の日が、私たちの結婚記念日の翌日。
イベントの翌日が、結審の日。
わんこのブリーダーの場所が、事故現場の近く。
イベントが催された場所が、駒沢公園。
実は、ダンナと私は駒大の演劇部で出会っていて、駒沢公園は部活で毎日出入していた思い出深い場所である。
「駒沢公園って聞いたときには、マジかよ?って鳥肌が立っちゃったよ」と友人は言っていたが、何十年も縁がなかったのに、どうしてこういうめぐり合わせになるのか、自分でも不思議だ。
「ドラマだったら『いくらなんでもこれはないだろう』って設定なんだけど、現実だからなあ・・・」(この友人は、中国ドラマや映画の字幕翻訳をやっている。高校時代は脚本を書いていた。)
「韓流ドラマも真っ青じゃない?毎回山場があったり、どんでん返しがあったり、登場人物もどうしようもない加害者連中とか、破廉恥な悪徳弁護士とか、冷血裁判官とか、同情して号泣しちゃう強面おまわりさんとか・・・」
「え?!おまわりさん、泣いたの?検事も論告求刑のとき、声を詰まらせてただろう?」
「本人は泣いたんじゃない、詰まっただけだって言ってたよ。」
「なんだかなー」
「ほんとにねー」
指輪の注文をしたジュンコさんも、私のことを健気だと言って泣いていた。
みんな、泣いている。
だが、当の私は裁判以来、まったく涙が出ない。

あたりはすっかり暮れてしまい、ステージのライトが闇にまぶしい。
ランナーたちが影のように走り抜けていく。
ポリネシア音楽が、切なく響く。

ダンナ、何とか踊りきったよ。
裁判も、なんとかやりきった。
でも、明日は結審なんだよ。
一体、私たちはどうなるんだろう・・・
そう思いながら、ほんの少しだけ泣くことにした。

TS3D0357.jpg


posted by とんべり at 11:13| 千葉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | フラ&タヒチアンダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
それでも朝はやってくる

レースのスタート直後、心拍数が激上がりでバクバクなっている時なんでこんなことやってるんだろうっていつも後悔が始まる。しばらくするとベストを出そうとする自分がいる。そしてベストが出ても出なくてもゴールがやってくる。終わってみるとスタート後の気持ちは忘れ達成感が身体をめぐる。

そして夜になって朝が始まる。筋肉痛が起きても走ったことに後悔はない。

何いってんだろう。こんなコメントしかできずにごめん。

機会があったら是非タヒチアンダンスの世界をのぞいてみたいです
Posted by 市川@ヨーコ at 2011年08月02日 14:20
>市川@ヨーコさん

学生時代は芝居に明け暮れていたので舞台慣れはかなりしてるんですが、群舞はひとりがまちがえるとみんなに迷惑かけちゃうので(それも、先輩や先生に!)、それが非常に恐ろしかったです(((((((・・;)

でも、芝居だ踊りだゴスペルだと、人前に出ることが好きなんですよね♪
仕事でも、レッスン見学や体験レッスンでママたちが見に来るのが全然苦じゃないし。

私は当分舞台はありませんが、夏はあちこちでタヒチアン・ダンスのイベントがありますので、機会があったら見てみてください。
でも、一番のおすすめはタヒチに行くことですd(^o^)

Posted by とんべり at 2011年08月02日 22:58
初めまして

一緒にタヒチアンダンスしている友人がこのイベントに行きました。2人は見に行き、2人はボランティアで。

私は行けず、話だけを聞く側でした。
話を聞いてすごいな〜と思いました。
今度は踊ってみたいす♪

へなちょこだっていいんです♪

大阪で踊ってま〜す^^
Posted by よしえ at 2011年09月12日 00:57
>よしえさん

コメント、ありがとうございます♪

遅レス、すいません!!
コメがついたら携帯に知らせる設定にしておいたのに、どうも働いてなかったみたいです〜
最近、ブログ更新をしておらず、久々にチェックに来て偶然よしえさんのコメを発見しました。
ぎりぎりセーフでしょうか?

太平洋祭、楽しかったです♪
ハワイアンシンガーのコンサートやPCCのショー、メリモナみたいな他ハラウのカヒコ(あまり書くとやばいかな?)・・・
濃厚なイベントでした。

大阪は、今、フラもタヒチアンもレベルがすごいと聞いています。
大阪で習ってらっしゃるんですね!
私は本当にへなちょこですし、なによりおばさん。。。
痛いやつだと思われてるんじゃないかと思うこともありますが、タヒチアン中毒なのでまだまだ頑張るつもりです!
Posted by とんべり at 2011年09月20日 14:27
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。