2009年11月24日

メアリー・ローズ

mer1.jpg

1983年 イギリス Austin 作
イングリッシュローズの2大巨頭 グラハム・トーマスとメアリー・ローズの一角。
中くらいのシュラブだが、小サイズのつるバラとしても仕立てられる。

バラを育て始めの頃は、小型のバラを小さく仕立てて満足していたとんべりだが、2年ほど経つと大胆さが増してくるようで無謀にオベリスクなど購入したりするようになる(笑
そこにまず、チャールズ・レニー・マッキントッシュを絡めてみたのであるが、お日様をしっかり浴びて咲いた姿を見てみると、これがメアリーローズに似ていたのだ。
ならば買っちゃえ、メアリーローズ!
ミニバラで有名なセントラルローズで、イングリッシュローズも一部扱っていた時があったのだが、その時、取り寄せたのが我が家のファースト・メアリーである。

P1020332.jpg

P1020184.jpg
↑これが2006年、到着したばかりの苗。
ちっちゃくてかわいい♪

翌年は引っ越して、オベリスクからアーチに昇格した(笑

最近の写真-009.jpg

最近の写真-008.jpg
↑2007年の花
まだひょろひょろである。
でも、お日様を浴びて、むっちりと豊満な花を咲かせた。

100354.jpg
↑2008年の花
どうも成長がよくない。
だいぶボリュームは出てきたのだが、こっちが期待するほど伸びないし、なんだかいつも葉の色が薄くて質感も紙みたいだし、春以降の花付きもぜんぜんである。
ニームケーキや堆肥、活力剤も投入して地力をつけるようにしているし、強健種だとも言われてるのに、どうしてだろうと不満が募る。

mer5.jpg
↑2009年
やっとそれらしく茂ってきた!

mer6.jpg
↑と思ったが、よく見てみると、他のバラに助けられてる感がある。
アーチの片方にあるコーネリアはむっちり茂っていて、その足元にシャリファ、もう片方の足元に早春が咲いている。

mer4.jpg
↑箸とか竹串みたいな細いサイドシュートはたくさん生えてくるが、主幹になるような力強いシュートがちっとも出てこない。
いったいなにが不満でずっと半病人みたいなのかと腹立たしい。
そういうものかとも思うが・・・
シュートが出にくいと言われるアイスバーグは日陰に置いてあるのに、ベーサルシュートをよく出して茂っている。
何かおかしい・・・
本当に強健種なのかと、またしても不満が募る。

などといっているうちに夏は過ぎ、ふと気がつくと明らかにメアリーが枯れてきたのである!
夏に黒点病が大流行し、どのバラもごっそり葉を落としたのだが、その後回復して新葉を展開してきた。
だが、メアリーは葉も出さず、枝がどんどん真っ黒になっていく。
これは根がやられているに違いない。
夏にコガネ退治の薬を撒いたのだが、鉢が大きいわりに散布量が少なかったのかもしれない。
思い切ってアーチごと倒して根を見てみると・・・

ぎゃ〜〜〜〜〜!
コガネ佃煮ーーーーー!!(滝汗

結局、メアリーは助からなかった。。。

IMGP2775.jpg
↑45センチ径の大鉢に植えていたのに、白根は食い尽くされて、まるで干からびたごぼうである(涙
今年は、メアリーのほかにスノーグース、早春もコガネの被害にあった。
にっくきコガネめ!

IMGP0879.jpg
傷心のとんべりであったが、気を取り直し長尺苗を探す。
問い合わせるとひかりフラワーさんに立派な長尺苗があったので、取り寄せることにした。
ひかりフラワーの苗ははじめてである。
Faxした翌日にはもう苗が到着した。対応がめちゃくちゃ早い。
1mx1mx0.6mくらいの巨大なダンボールを宅急便の人に部屋に押し込んでもらい、なんとか箱を開けてみると、二つ折りにした巨大長尺苗がみっちり詰まっていた。
しかも、アーチに誘引すると言ったら、ちゃんとアーチ用にS字に仕立て、枝をたくさん出させたものを送ってくれた。
前から評判は聞いていたが、ひかりフラワー、なかなかである!

mer2.jpg
↑そういう経緯で、今、我が家にいるのはセカンド苗である。
この機会に他のバラ(ナエマとか)にすることも考えたのだが、「美しいシュラブを形成する」と言われるメアリーの魅力を堪能していない。
心残りである。
今度こそ、元気に育ててあげたい・・・

最初に購入する時、オールドのルイーズ・オディエとどちらにしようか迷ったのだが、花形がよりルーズなメアリーにした。
実際に見比べたことはないが、なんとなくメアリーの方が愛嬌がある感じがする。
この「かわいらしさ」が、イングリッシュローズの魅力のひとつではないだろうか。
香りはちょっと重たいオールドローズ香で、暖かいと強く香る。
けれん味のない純なローズ色が、クラシカルでたおやかな雰囲気をもち、ガーデンに落ち着いた華やぎを添えてくれる。


posted by とんべり at 00:00| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | バラ&クレマチス 2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
蔓バラ・・・いいなあ。

それにしても憎いコガネ奴。
地面を減らした私ら人間への復讐なのかしら。
それなら大手デベロッパーとかを呪って下さいって
感じですよね。
Posted by mappi at 2009年11月24日 17:31
>mappiさん

つるバラは本当にイイですよ♪
問題は改修工事・・・
でも、集合住宅にお住まいじゃない方も改修する時はガーデンにダメージはあると言ってました。
知り合いのひとりは、フェンスに絡めたウン十年もののバラをばっさり切ったそうです。
バラのために家を放置するわけにも行きませんし、仕方ないですよね・・・
トラックをレンタルして、処分できないものは実家に運ぼうかと思っています(笑

こんなに苦労して減少してる地面を増加させようとしてるんですから、コガネもいじめに来ないでほしいのですが・・・

それから、『南の島』本と記事ありがとうございましたm(_ _)m
押し頂いて拝読しようかと。
特に興味深いのが、「日本人の源郷としての南方」です。
常々、日本人がこんなにハワイが好きで、フラが大流行してるのは、そこら辺に原因があるんじゃないかと睨んでいるのです。
タヒチは「南方」過ぎて、西洋文化に感化された今の日本人にはエキゾティックすぎるのでしょうね。
Posted by とんべり at 2009年11月25日 10:21
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。