2009年11月11日

早春

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1991年 京成バラ園芸(鈴木省三) 作
とんべりの記念すべきファースト・ローズ!
もっと人気が出てもいいんじゃないかと思うのだが、鈴木氏作出のかわいいフロリバンダである。

それまで、バラは庭がないと植えられないと思っていたとんべりだが、一家に一台となりつつあったパソコンと言う便利なツールで、ネットサーフィンなるものをしてみて、実に多くの人がベランダでかなり無謀にバラ育てしていることを知った。
ちょうど梶美由紀さんのバラ本が出た頃の話で、無農薬だ有機栽培だアグリクールだなんだかんだと、バラ界が暑苦しく盛り上がっていた時である。

よっしゃ、アタシも一丁やってみるか!

ということで、ベランダの観葉植物の間にバラ鉢を置いたのがすべての始まりだった。
これが、やがてマンションを引っ越すことになるような、酔狂ガーデニング・ライフにつながっていくとは、まだこの時、とんべりは気づいていなかったのだが・・・(笑

さて、まずは苗を買わなくてはならない。
すでに通販は主流となりつつあったが、いきなり苗を買う勇気はないし、実物も見たいし・・・ということで、京成ばら園に突撃する。
が、前日の台風通過の被害が甚大だったらしく、ばら園は開いていなかった。
それでも、売り場のおじちゃん相手にあーでもないこーでもないとすったもんだした挙句に買ってきたのが、この早春である。
偶然にも、それは敬愛する鈴木氏が作出したバラであった。

この後、とんべりはベランダガーデナーの常道 ミニバラ街道をまっしぐらに走るのだが、やがて物足りなくなり、徐々に小型ERの世界へとのめりこんでいく。
その間、早春を一時、ムスコの中学校の花壇に移殖したこともあった。
日当たりも良くなく、砂地のひどい場所で、水もろくにもらえない。
そんな場所で1年耐えたところでとんべり家の引越しが決まり、「待たせたね、お前・・・」とばかり、回収しに行ったのだった。
この時回収できたのは、早春、クレマのカーメシーナ、ラヴェンダーのキューレッドのみ。
他にも植えたバラたちは、ご臨終。。。

翌年は場所を変えたストレスもあるだろうと、咲かせずに養生させた。
そして、昨年と今年、すっかり回復した早春は見事に花を咲かせてくれたのだが、なんたることか!
この夏、急にぐったりしおれたので慌てて鉢から抜いてみたら、こがねのガキどもに白根をすっかり食い尽くされ、ごぼう状態になっていたのだ。
こんな真夏にこんなでは、もう望みはない・・・
そう思ったのだが、バイオゴールドバイタルを溶かしたバケツに一週間ほど漬けて、新しい土で植え替えたところ、見事に復活!!
今、つぼみをひとつつけている。

「おしん」並みのドラマティックな七転び八起き人生(バラ生?)ではないか。

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↑桜のようなあっさりしたピンクで、咲き始めは半剣弁高芯なのだが、花びらが少ないのですぐ半八重っぽくなる。
とんべり、気に入りのパターンだ(笑
花びらが厚くて、ERと比べるとちょっとプラスティックみたいにな感じもしなくはないが、雨に強くて花持ちがいい。
香りは残念ながら微〜中香。
枝はとげが少ないが、横張りに暴れた樹形になる。
ベランダガーデナーには頭の痛い樹形である。

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↑けれど、たくさんの房咲きになって、花も全体もナチュラルな雰囲気。
ERとの相性も悪くない。
何より、この強さ!
たまたま強い個体だったのだろうが、このバラを見るたび、とんべり、人生はあきらめちゃいけないと感じるのだ。

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↑11月9日 祝復活!
秋の花らしくしっとりと・・・


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↑2004年の花

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↑2005年の花


posted by とんべり at 07:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バラ&クレマチス 2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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