2008年12月07日

天国?地獄?シーズン到来

P1050440.jpg今年もやって参りました、恐怖の植え替えシーズン。
12月中につるバラとクレマチスを、2月までに株立ちバラと樹木、その他植物どもを植え替えなければならない。
総鉢数130鉢(くらい)!
小は5号鉢から、大は45センチ径の大鉢まで。
しかも、年々、大鉢の数が増える一方。
今年はつるバラも大きく育ち、ベランダ中ぼーぼージャングルで、そこらからひょいとサルが出てきても不思議じゃない感じだ(笑
このジャングルの一体どこから手をつければよいのやらと、しばしベランダで立ちすくんだ。
うーん、さすがに萎えるなあ。

もともと植え替えは大好きな作業。
土をニギニギしているだけで、えもいわれぬ癒しに包まれてしまう♪
けれど、ミモザが植わった特大鉢はひとりでは持ち上がらず、ツリーポットもなんとか持ち上がるものの腰痛になり、鋭いトゲの付いたぶっといバラの枝がムチのように顔面を攻撃し、木は伸び放題で横倒しにするのも一苦労。
こんなベランダに誰がした。(あんただよ、あんた!)
とぼやいていても、始まらない。とにかく、行動あるのみ。
とりあえず、赤玉土70リットル、馬糞堆肥80リットル、腐葉土30リットル、くん炭50リットルを購入してきた。
積み上げたところは、まるで工事現場である。とてもガーデニング絡みとは見えない。
とんべりもビギナーの頃は、素敵なガーデニング奥さまの可愛いエプロン&グローブをしていたのだが、やがてお百姓さん御用達の麦わら&ごつい皮手袋となり、このままではいよいよ「土木工事」となりそうな勢いだ。
大工パンツとつるはし持って来い!(爆

まずは土作りをしなければ始まらないので、爪を真っ黒にして土嚢袋に土をミックス。
土嚢を積んだところは、さらに「土木工事」の雰囲気濃厚。
一番バッターは、植え替え誘引待ったなしのつるバラから。
最初に葉をむしるのだが、暖かいせいでたくさん残っていてうんざり。
ツルがむき出しになったところで誘引をはずし、鉢を倒して引っこ抜く。
枝がそこらの植物と絡んだり、自分の服と絡んだり、あっちとぶつかりこっちとぶつかり、キケンな瞬間である。
その鉢をまた元に戻し誘引し直すのだが、これが一番ヤバイ。
太い枝をぐっと曲げて針金で留めようとしたら、うっかり手が滑ってトゲが顔面直撃!
今のは目の横3センチだったじゃん。失明するよ〜〜と滝汗で保護眼鏡をかける。
常にキケンと隣り合わせなあたり、もう断然「土木工事」だ(笑

こうやって、なんとかつるバラを植え替え、クレマチス、オリーブ、ユーカリ、アルプス乙女、コニファー類を植え替えたのだが、それでもたったの30鉢である。
あと100鉢・・・
萎える。

けれど、どれほどしんどい作業であっても、植え替えや誘引を人に頼もうという気にはなれない。
植え替え・誘引とは、植物たちの今年一年の成長の跡を目で確かめつつ、来年のあるべき姿に思いを馳せる創造の瞬間である!
想像力の限りを働かせて、あそこにバラを、ここにはオリーブを、その木陰にはヒューケラを、力強いバラのツルの間には優しいクレマチスのツルを、と思い描く。
春には鮮やかな黄色のミモザ、雨の日にはコニファーがほのかに香り、桜のように咲き散るリンゴの花。
やがて5月、いっせいにバラは咲き乱れ、アーチから、オベリスクから、トレリスから、白、ピンク、赤、黄、アプリコット、オレンジ・・・花の色や形のみならず、葉の、枝振りの競い合い、そして香りの競演・・・
バラが終わった後も、長雨にけぶる梅雨、酷暑にあえぐ夏、生気を取り戻す秋、穏やかに眠りに付く初冬と、季節折々の庭の風情が脳内でぐつぐつと醗酵し展開し、期待と陶酔でとんべりのアタマは熱が出そうになる。
ある意味、冬の庭が一番美しいかもしれない。
だって、そこにとんべりが観るものは脳内イメージ。
勝手に想像し放題。瑕疵は何にもないのである。
実際には、「あ、やべ!薬の散布忘れた」とか「この虫野郎が☆&〇#?ё*!(汗)」とか「肥料やりすぎーー(涙)」なんて事態が頻発するわけで、花の時期には「。。。」みたいなことになるわけで。
だからそんな至福の時を、どうして人様にお任せできようか。
寒くて風が強くてすぐ暗くなっちゃう冬のベランダで、ごそごそ泥まみれになっていても、その脳内には燃えるようなガーデンが花開いているのである。

最近、とんべりが宗旨替えしたつるバラ界の神、村田晴夫氏が著書「つるバラのすべて」で語っている。
「冬の枝の風景は独特です。感傷的であるとさえ思います。バラの枝と家屋とそこに住む人の想いが重なり合い、風景になるのだと思います。」
勘弁してください。
神にこんなこと書かれたら、とんべり、ますます脳内麻薬が出てしまいます・・・
posted by とんべり at 19:45| 千葉 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
バラの植え替え、誘引ってこの時期なんですね。
寒そう〜&痛そう(^−^;)
私なんて先日購入したビニールポットの苗を鉢に移すだけでしんどかったのに・・・!
とんべりさんの130鉢のベランダガーデン、見て見たいです〜 360度のWebカメつけませんか(笑)?
この地味で苦しい下積みの上にあの美しいバラの風景は成り立っているんですね。
これからは心して鑑賞する事にします!
Posted by anapanapa at 2008年12月09日 08:58
>anapanapaさん
この時期、体が傷だらけでして、ダンナやムスコに「見て見て!ここもバラにやられちゃったの〜♪」と痛ましい姿を見せびらかしては、キモがられてます。弩エムですな(爆
でもまあ、植え替えはどうってことないというか・・・
2年後に大規模改修がやってくるんですよ〜(汗
こんな状態なのに、マジでどうするんだろうと心配でなりません。
鉢もさることながら、手すりや壁に張り巡らせたトレリスの撤去、床に敷き詰めたタイルの撤去・・・
どう考えても改修なんて無理!!
やっぱ、処分しろとか言われちゃうのかなあ・・・
屋上緑化やCO2削減に貢献しているので、政府も世間様もガーデナーを応援してほしいものです(笑
Posted by とんべり at 2008年12月09日 19:01
私、休日はかなり暇人なので是非お手伝いに行きたいくらいですわ〜。
先日は、実家の引越しで数十鉢を移動してきました☆
当然、バラの棘で手は傷だらけ。。。
とんべりさんのジャルダンには本当に憧れます!
5月のバラ、妄想のなかで美しく咲き乱れております。。
Posted by kay at 2008年12月10日 01:25
>kayさん
助けてください〜(笑
バラは「美女にトゲ」どころか、「鉄の処女」であることが体感できるでしょう!
バラも昆虫も恩知らずで、一体誰のおかげで生き永らえているのか分かってないですねー
庭で水遣りしてると、よく蜂に威嚇されるんですが(笑

鉢のお引越しですかー(^_^;
大変でしたね。
とんべりも2年前に、道1本隔てた賃貸から今の分譲に引っ越したのですが、その時、マイ台車を購入し植物は全部自力で移動させました。
今の半分の鉢数だったのですが、その大変だったこと・・・
ちょうどムスコが床屋さんのお世話になっている横を何往復もしていたら、床屋さん、大いに怪しんでいたそうです(笑
「あれは母です」とカミングアウトしたムスコよ、あんたは偉い!(爆
Posted by とんべり at 2008年12月10日 12:04
改修はトラウマになっちゃって、以後あまり鉢が
増えません・・それでもすでに5,60個ありますけど(笑)。
屋上緑化に貢献、そうですよねー。家のバルコニーの下のお家は何度か温度下がってますよねー。
・・・でも家のマンションでは全てどかされました・・・。

とってもコージーなとんべりさんガーデンが永遠であってほしいです。
Posted by mappi at 2008年12月12日 17:03
>mappiさん
いっそ改修委員になってやりたい放題とか・・・どうでしょうか?(笑
とにかく一番アタマの痛い問題なので、あちこちネットで調べては見るのですが、ベランダガーデニングと改修工事の記事はなかなか見かけません。
あるリフォーム業者のサイトでは、はっきり「迷惑してる」と書かれてました。
あひょ〜、ごめんなさいねー
でもリフォーム業者さんが迷惑がってたとしてもねぇ。
そうすっと、ガーデニングに燃えたい人間は、金持ちになって土地付き一戸建てを購入するか、土地のある地域に引っ越すか・・・
もう少し優しい目で見てやってください、という気分ですよね(笑
Posted by とんべり at 2008年12月15日 17:34
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